12月31日(日)にNHK総合、およびラジオ第1で放送される「第68回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが、本日12月29日に東京・NHKホールで実施中。この記事では
氷川きよし
今年は自身の代表曲である「きよしのズンドコ節」をパフォーマンスする氷川きよし。「皆さんのおかげです。僕1人の力では……」とファンへの感謝の思いを述べ、「大切な曲を歌わせていただけて。すごく豪華なセットになってて」と金一色というゴージャスなセットや衣装についてアピールする。「2018年は皆さんにハッピーになってもらいたいなと思って歌います。笑顔で歌いたいです」と朗らかな声で意気込んだ。来年の目標については「いろいろ挑戦したいですね」「自分を信じて、感謝を忘れずに歌っていきたいです」と述べた。
石川さゆり
紅組のトリを務める石川さゆりは、今年が紅組最多の40回目の出場。「1回ずつを大切に歌わせていただきました」と積み重ねた出場回数を振り返った。彼女は今回、今年で没後10年を迎えた阿久悠が作詞した「津軽海峡・冬景色」を歌う。この曲に対する思いを石川は「日本のポピュラーな歌になった、そういう歌を歌えるというのは幸せなことです。その年々で違う津軽の景色をお届けしたい、と毎回思っています」と丁寧に語った。
三山ひろし
「男の流儀」を歌う三山ひろしは、楽曲中に「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」というギネス記録に挑戦。自身がラストを務め、124人連続成功がノルマとなるこの企画について「異常に緊張しますね」と表情を硬くした。歌への集中具合をたずねられると「半分ぐらいは集中できます(笑)」と語った三山だが、「今年はけん玉で4段に昇段できました。来年も一段一段、歌とともに歩んでいきたい」と意気込みを明かした。
島津亜矢
今年の紅白ではベット・ミドラーの大ヒット曲「The Rose」をカバーする島津亜矢。「緊張は変わらないんですけど、なんちゃって英語で歌ってるのにいいのかな……」と少し不安げな表情を浮かべつつ、さまざまなジャンルの歌を歌う機会に恵まれた2017年を振り返る。なお本番では、黒地に桜の花びらをあしらった着物を来て歌唱予定とのこと。意外そうな表情を浮かべる記者陣に対して「やはり演歌歌手なので正装で」とコメントした。
坂本冬美
「男の火祭り」をHey! Say! JUMPを従えてパフォーマンスをする坂本冬美は、囲み取材で「刺激がいっぱいで!」とにんまり。紅白で「男の火祭り」を歌唱するのは3回目になることを受けて「来年は景気よくなるように盛り上げていけたらと思ってます」と述べ、「あんまり後ろを意識して歌詞が飛ばないように。若い子たちに囲まれて、おばちゃん幸せ」と若手アーティストとの共演に期待を膨らませる。また「あっという間でした。それだけ充実してたということですね」と2017年の活動に思いを馳せた。
水森かおり
毎年大掛かりな衣装が注目されている水森かおりは、本日のリハーサルの出来栄えは「70点」と回答。今年は約6メートルの高さまで吊るされる予定だが、それに臆することなく「もっと上がればいいのになって」と笑顔で語った。また演出の関係で下半身をハーネスで固定していることにも触れ、「フラフラしないようにバランスを取るのが難しい」と苦労を語りつつ、「食い込めば食い込むほど気合いが入る」「クセになりそうな感じ。本番はもっと食い込みをがんばります!」とガッツポーズを決めていた。
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- 第68回NHK紅白歌合戦 夢を歌おう
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セコちゃん @SECOSUN
紅組のトリを務める石川さゆり紅組最多の40回目の出場
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