Warner Music Japan内レーベル・unBORDEのクリスマスライブ「unBORDE Xmas Party 2017」が、昨日12月23日に東京・Zepp Tokyoで開催された。
2012年の12月以来毎年行われ、今年で6度目の開催となったunBORDEのクリスマスライブ企画。今年は
トップバッターを務めたunBORDEニューカマー・yonigeは「さよならプリズナー」「沙希」「ワンルーム」とメリハリを付けた選曲でパフォーマンス。途中トラブルにみまわれながらも、エモーショナルな演奏で華やかにパーティの口火を切った。続いて登場したチームしゃちほこは「今日はクリスマスパーティ! 私たちから皆さんへ、クリスマスメドレーというプレゼントを贈ります!」と、クリスマスソングをメドレーで披露。赤いブーツから取り出したお菓子をフロアに投げ込んだり、特大プレゼントをファンに手渡したりとサービス全開で、後半は「抱きしめてアンセム」「JOINT」など勢いのある楽曲で会場を沸かせた。
3番手としてステージに上がったのは、今年7月に行われたライブ「unBORDE Summer Xmas Party 2017」でunBORDEへの所属を発表したシンガーソングライター・RoE。ハードなギターサウンドの「脱獄計画」、タンバリンやリコーダーを用いた「少女の如く、女の如く」、先日ミュージックビデオが公開された新曲「泡と鎖」を歌い、ミステリアスな雰囲気を持つ独自の魅力をアピールした。その後あいみょんが登場すると場内は大きな歓声が上がったが、1曲目の「憧れてきたんだ」が歌われると一転、観客は静かにあいみょんの歌声に聴き入っていた。あいみょんはさらに「今年一番歌った曲」だという「君はロックを聴かない」、ファンキーなビートでフロアを揺らす「愛を伝えたいだとか」などを歌い、きゃりーぱみゅぱみゅへとバトンをつないだ。
きゃりーは真っ白なコスチュームのダンサー4人を引き連れ、「原宿いやほい」「インベーダーインベーダー」を披露した。「クリスマスはめっちゃイヤ。このシーズンのみんなの多幸感に耐えられない。幸せってそんなに続くのかなって思っちゃう(笑)」と本音をもらしながらも、「つけまつける」「もったいないとらんど」はクリスマスバージョンで歌うというサービスぶり。さらに日本ではまだなじみのない“イースター”を祝う「良すた」を歌い、最後は「最&高」でパーティ気分を盛り上げた。
今年の「unBORDE Xmas Party」のトリを務めたのは、大晦日の「第68回NHK紅白歌合戦」初出場が決定したWANIMA。ステージにスリーピースのバンドセットが組まれ、メンバーが登場すると場内は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。1曲目の「THANX」からフロアではシンガロングが巻き起こり、「オドルヨル」ではメンバーと観客が繰り返しジャンプ。その後フジテレビ系ドラマ「刑事ゆがみ」の主題歌「ヒューマン」を歌ったKENTA(Vo, B)は「僕らがテレビやCMやラジオに出るのは、みんなに音楽を届けたいから。だけど、どんなすごい人と共演してもunBORDEのアーティストが一番カッコいい!」とレーベル愛を叫んだ。
パーティはWANIMAのアンコール「Hey Lady」で締めくくられ、最後は全出演者とMCのスーパー・ササダンゴ・マシンがステージに集まり、観客と一緒に記念撮影。また、2018年にはこのunBORDE所属アーティストたちによる全国ツアーが行われることも発表された。
※RoEの「o」はウムラウト付きが正式表記。
リンク
- unBORDE
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
KJガールズ*Chu💓 @kgirls55
【ライブレポート】WANIMA、きゃりー、しゃち、yonigeらunBORDE愛あふれるXmasパーティ(写真13枚) - 音楽ナタリー https://t.co/r4CJgk73D2