Party Rockets GT、これまでの集大成届けたFUMIKA&HIMEKAラストライブ

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Party Rockets GTが昨日12月17日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにてワンマンライブ「Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~」を実施。本公演をもってメンバーのFUMIKAとHIMEKAがグループを卒業した。

Party Rockets GT「Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(写真提供:エイトワン)

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グループ史上最大規模のワンマンライブとして開催された「Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~」。Party Rockets GTはこのライブで持ち曲全34曲を全編バンドセットで披露し、これまでの活動の集大成となる3時間以上におよぶパフォーマンスでファンを魅了した。

Party Rockets GT「Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(写真提供:エイトワン)

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5人はHARUKAが振付指導を担当する平均年齢10.6歳の3人組ユニット・Party Rockets GT研究生が会場を温めたあと、バンドメンバーと共にステージに登場。「イニシャルはFという希望」でライブをスタートさせた彼女たちは、続けて「ビューティフルドリーマー」「日常ドリーマー」を披露し、序盤から会場を盛り上げていく。MCで自己紹介を済ませたメンバーは「埋まらなかったー!」と今回のライブが惜しくも満員に届かなかったことに悔しさを見せつつも、「ここに来てくれた皆さんを絶対に楽しませます!」とオーディエンスの期待を高めた。

Party Rockets GT「Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(写真提供:エイトワン)

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その後5人は「MIRAIE」「NO:ID」「ディアフレンド」などのシリアスな曲調のロックナンバーを畳み掛けるように歌唱する。2015年10月にParty RocketsからParty Rockets GTに改名して以降の2年間の歴史を振り返ったあとには、FUMIKAの「GTとして2年間大事にしてきた曲たちを歌いたいと思います」という言葉から最新シングル曲「START!!」や、「Let's Go!!」「好きすぎて生きるのがツライよ」など明るい曲調のナンバーを立て続けに披露。彼女たちは「妄想Chu」の曲中に投げキッスをフロアに向けて届け、「真夏のマジ☆ロケット」ではタオルを頭上に掲げるパフォーマンスなどでファンを楽しませた。

「Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~」で行われたアコースティックコーナーの様子。(写真提供:エイトワン)

「Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~」で行われたアコースティックコーナーの様子。(写真提供:エイトワン)[拡大]

公演の中盤にはParty Rockets GTの多くの楽曲を手がける平田博信と三宅英明がゲストとして登場し、ライブはアコースティックセットのコーナーへ。メンバーは椅子に腰掛け、平田によるアコースティックベース、三宅によるアコースティックギターの演奏に合わせて「オリオンの帯」「スタートライン」をしっとりと歌い上げた。会場が心地よいムードで満たされる中、5人は再び激しいロックナンバーを連発。「イマジンな愛の歌」の曲中にバンドメンバーを紹介してから、「絶対▽LOVE」「革命センセーション」といったナンバーを投下していった。

場内のボルテージを上昇させた5人は平田を再度ステージに呼び込み、彼によるベースの演奏と共にパフォーマンスを展開。「Have a nice party」ではAYUMIが英語で観客を煽り、「Beyond」ではメンバーが1人ずつ自分の名前でコール&レスポンスを繰り広げた。「Dream on, Dreamers」の披露後には、平田と入れ替わりで三宅がステージに登場。メジャーデビュー曲「初恋ロケット」や「KASABUTA」「01-ゼロイチ-」など、5曲が彼の弾くエレキギターのサウンドに乗せて次々と届けられた。そして彼女たちはHARUKAの「本当に感謝してもしきれないくらいで、このような現体制ラストの場を作ってくださってありがとうございます」「残りの2曲、ここにいる皆さん、あと遠くから応援してくれているパティロケのファンの皆さん全員に感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います」というMCから、「キミと見た空」を歌唱。バラードロック「Time of your life」でライブ本編を締めくくった。

Party Rockets GT「Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(写真提供:エイトワン)

Party Rockets GT「Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(写真提供:エイトワン)[拡大]

アンコールに応えて再びステージに現れたParty Rockets GTは、会場がオレンジ色のペンライトで染まる中「RAINBOW!」を披露。オーディエンスとタオルを振り回したあと、「セツナソラ」をパフォーマンスした。最後のMCではメンバーが1人ずつファンに挨拶し、NANASEは「悲しいけどこの5人だったから楽しい思い出もたくさんできました。楽しかったことを私は忘れないし、2人も忘れないでほしい。これから先もずっと応援してます。パティロケは解散しないし、続いていきます。パティロケは私たちが守っていきます」と力強く宣言。卒業メンバーと同じく2015年10月にグループに加入したAYUMIは「2人が今日で最後っていう感じがしなくて、まだ信じられないと言うか、本当はすごく嫌で。2人は私の人生の支えになっていました」「私はまだパティロケにいるので、これからもよろしくお願いします!」と声を詰まらせながら話し、HARUKAは「うるさい3人が来てくれたおかげで私自身も明るくなりました。2人がいたからこそパティロケを楽しめたし、卒業してからも2人のことを応援していきたいし、私たちもZepp以上のところでワンマンをできるようにがんばっていきます」と意気込みを述べた。

左からHIMEKA、FUMIKA。(写真提供:エイトワン)

左からHIMEKA、FUMIKA。(写真提供:エイトワン)[拡大]

個人で芸能活動を継続するHIMEKAは「私はファンの人にいろいろ心配をかけてきたのに、こうやって付いてきてくれて。卒業も発表したときも今日も優しくて、皆さんの温かさを感じました」「毎日頭の中がパティロケばっかりで生活の一部だったのが明日からなくなるって想像できないんですけど、本当に充実した2年間でした」とコメント。進学のため卒業に伴い芸能界を引退するFUMIKAは「卒業を発表したときに皆さんがびっくりしてくれて、それがちょっとうれしかったと言うか、こんなにも愛されていたんだとそのときに実感して」「これから辛かったり嫌なことがあったら、私にはこんなにもファンがいたんだということを自分に言い聞かせて1人でもがんばっていきます。私、本当にこの生活超幸せでした!」と涙ながらに語った。挨拶を終えた5人は最後に代表曲「弾丸ハイジャンプ」を熱演。ファンと一緒にジャンプを繰り広げ、「Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~」の幕を閉じた。

なおParty Rockets GTは新たなメンバーを迎えて活動を継続。12月27日に東京・WWWにて新体制のお披露目ライブを行う。

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Party Rockets GT「Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~」2017年12月17日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. イニシャルはFという希望
02. ビューティフルドリーマー
03. 日常ドリーマー
04. Secret Moon
05. MIRAIE
06. REVOLUTION
07. ママには言えない
08. NO:ID
09. Shy Shy Love
10. ディアフレンド
11. START!!
12. Let's Go!!
13. 好きすぎて生きるのがツライよ
14. 妄想Chu
15. 真夏のマジ☆ロケット
16. 虹色ジェット
17. オリオンの帯
18. スタートライン
19. イマジンな愛の歌
20. 絶対▽LOVE
21. 革命センセーション
22. Have a nice party
23. Beyond
24. Dream on, Dreamers
25. 初恋ロケット
26. KASABUTA
27. アゲハ今
28. ROCKIN' HORSE BALLERINA
29. 01-ゼロイチ-
30. キミと見た空
31. Time of your life
<アンコール>
32. RAINBOW!
33. セツナソラ
34. 弾丸ハイジャンプ

Party Rockets GT 新体制初ライブ

2017年12月27日(水)東京都 WWW

※「絶対▽LOVE」の「▽」は白抜きハートマークが正式表記。

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lespaul GT @LesPaul63

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