中田ヤスタカ(
「今までにない新しいフェスを」をコンセプトに昨年初めて開催され、6500人を動員して大成功を収めた「OTONOKO」。2年目の今年は、中田ヤスタカ、CAPSULE、
会場には2つのステージが設置され、メインステージではオープニングアクトとして、MANON、
メインステージのオープニングを飾ったのはCAPSULE。「more more more」「FLASH BACK」「JUMPER」などの人気曲で来場者を迎え入れた。その後は、2年連続出場のDAISHI DANCEや、
中盤は岡崎体育、C&Kというライブアクトや、
続くtofubeatsは、banvoxから流れるようにバトンを受け取りDJブースに立った。「POSITIVE feat. Dream Ami」「LONELY NIGHTS」「Too Many Girls feat. KREVA」といった歌モノでフックを作りながら「Drum Machine」などを爆音で響かせる。「Don't Stop The Music feat. 森高千里」で森高千里のボーカルが流れ出すと、フロアから手拍子が。さらに「朝が来るまで終わる事の無いダンスを」や「水星」では、tofubeatsがマイクを握って観客との大合唱を促した。
Perfumeの1曲目「GLITTER」がスタートし、会場内にレーザーが飛び交うと、場内の熱気は一気にヒートアップ。「FLASH」「FAKE IT」といった激しい楽曲で踊らせる一方、MCでは、あ~ちゃんが「あんなにゴリゴリの重低音ずっと聴いててさ、気持ち悪くならない!? “音の子”の皆さんはやっぱり違うんですね」と、これまでイベントを観た感想を口にする。長らく中田のプロデュースで活動しているPerfumeだが、2組がライブで共演するのはタッグを組んで15年目にして初めて。中田を“神”を崇める彼女たちは、「飽きもせずこんな長いことやってくれて、今年になってテレビ番組でご一緒して、そのうえ『OTONOKO』にまで呼んでもらえて。中田さん気が変わったんじゃろうか言うて。こっちは神とご一緒できるなんてありがたやありがたやーですよ」と語る。
彼女たちはこの日、オーディエンスを「な」「か」「た」の3エリアに分けてコール&レスポンスを実施。後半はクラブ仕様にビートが足された「チョコレイト・ディスコ」「TOKYO GIRL」をパフォーマンスした。さらに、先日NTTドコモのプロジェクトとして東京、ロンドン、ニューヨークの3都市でメンバー3人が同時にダンスした発売未定の新曲「FUSION」を、3人そろった形で初披露。この曲ではDJブースに中田が登場し、彼女たちの長いキャリアで初となる歴史的なパフォーマンスとなった。
トリを務めたのは中田の単独ステージ。Perfumeのライブが終わり1人残った中田は、来年2月7日にリリースするキャリア初のソロアルバム「Digital Native」に収録が予定されている「NANIMONO(feat. 米津玄師)」、Zedd & Alessia Cara「Stay」のリミックス、「Give You More」、「Jump in Tonight(feat. 眞白桃々)」などを連発した。中田がPerfumeの「If you wanna」をプレイするとPerfume本人がゲスト出演し、先ほどのお返しと言わんばかりに再びコラボを披露。中田をバックDJとしてPerfumeが歌い踊るという贅沢な画に、会場は興奮に包まれた。
フィナーレはCAPSULEのメンバー・こしじまとしこがCAPSULEの代表曲「Starry Sky」を歌唱。曲に合わせて火花や白煙、銀テープ、無数のレーザー、金の紙吹雪がステージを彩り、クライマックスにふさわしい光景が広がった。中田は最後に「今日は最後までありがとうございました! また金沢に戻ってきます!」と観客に挨拶。ダンスビートが鳴り続けた1日を締めくくった。
リンク
- Yasutaka Nakata presents OTONOKO[オトノコ] 2017
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Hironobu SUZUKI @HironobuSUZUKI
目撃者となるためにいってきた。
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「発売未定の新曲「FUSION」を、3人そろった形で初披露。この曲ではDJブースに中田が登場し、彼女たちの長いキャリアで初となる歴史的なパフォーマンスとなった」
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