avengers in sci-fi、初期ナンバー連発の結成15周年ツアー

avengers in sci-fiが11月26日に東京・WWW Xで結成15周年ツアー「SCIENCE Re:ACTION」の最終公演を開催した。

2004年から2010年にリリースされた作品の楽曲で構成された本ツアー。最近のライブでは演奏される機会の少ない楽曲群を数多くのファンが楽しんだ。ツアーファイナルではまず、2006年発表の1stアルバム「avenger strikes back」のタイトル曲、2009年の2ndミニアルバム「jupiter jupiter」から「Universe Universe」が届けられた。バンドは木幡太郎（G, Vo, Syn）の「ここだけの話、今日は昔の曲だけをやります。『SCIENCE Re:ACTION』へようこそ」という言葉に続けて、2ndアルバム「SCIENCE ROCK」から「Science Action」「Sci-fi Age Riot」を演奏。さらに「asteroid girl」を1コーラスだけプレイしてから「Lovers On Mars」につなぐなど、ライブならではのアレンジで観客を沸かせた。

ライブ後半、彼らは人気の初期ナンバー「NAYUTANIZED」、“SAVE OUR ROCK”というフレーズが印象的な「Homosapiens Experience」などを畳みかけた。そして木幡と稲見喜彦（B, Vo, Syn）がギター、ベースを下ろし、シンセサイザーの浮遊感あるサウンドとメロディアスなツインボーカルが映える「HAL THE SHOEGAZER」でライブ本編を締めくくった。アンコールでは9月に自主レーベルから発表された「I Was Born To Dance With You」「Indigo」と2曲の最新ナンバーでフロアを大いに踊らせたバンドは、最後に「Radio Earth」をパフォーマンスしてステージをあとにした。

なおavengers in sci-fiは、3月18日に東京・新木場STUDIO COASTで結成15周年イヤーを締めくくるライブイベント「SCIENCE MASSIVE ACTION」を開催。チケットぴあでは12月4日までチケットの抽選先行予約申し込みを受け付けている。