このドラマはNHK福岡放送局が15年にわたって福岡のさまざまな地域や事象にスポットを当てて制作してきた「地域ドラマ」シリーズの第15作目。ドラマのタイトルは「You May Dream」、放送日は2018年3月2日(金)に決定した。
ドラマの主な舞台は1970年代の福岡と北九州で、シーナと鮎川誠の出会いからデビュー直前頃の時期を軸として描く。シーナ役は石橋凌と原田美枝子の実娘で、「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」で映画初主演を務めた石橋静河が、鮎川誠役は福岡県出身で現在NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演中の福山翔大が演じる。さらにシーナの父、敏雄役は福山と同じく福岡県出身の松重豊に決まった。
撮影は12月7日から下旬まで、福岡市内と北九州市内を中心に行われる。今回のドラマ化に際し鮎川は「ぼくたちの青春がドラマになるのはちょっと恥ずかしい気もしますが、ファンのみなさんと同じく、自分もとても楽しみです」「天国に行ってから3年になろうとしているシーナも、きっと楽しみにしてくれていると思います!」とコメントしている。
NHK総合「福岡発地域ドラマ You May Dream」
2018年3月2日(金)19:30~20:43
※九州沖縄地方で放送
鮎川誠 コメント
この11月、シーナ&ロケッツは40周年を迎えました。
そんなメモリアルなタイミングで、ぼくたちの青春がドラマになるのはちょっと恥ずかしい気もしますが、ファンのみなさんと同じく、自分もとても楽しみです。
天国に行ってから3年になろうとしているシーナも、きっと楽しみにしてくれていると思います!
NHK福岡放送局 放送部 番組制作チーフ・プロデューサー 一坊寺剛氏 コメント
シーナさんが亡くなって間もない頃に鮎川誠さんへインタビューを行った、鮎川さんの言葉がひたすらつづられた「シーナの夢」という本があります。それにインスパイアされ我々も取材を進め、鮎川さんをはじめ、さまざまなゆかりの方々に当時のいろんなお話しをうかがい、このたびのドラマ化にいたりました。
北九州・若松出身のシーナさんこと副田悦子さん、そして久留米出身の鮎川誠さん。お二人の青春時代に訪れた偶然ともいえる福岡での出会い。そして東京へと羽ばたいていく過程で欠かすことのできなかった
シーナさんの父・副田敏雄さんの存在…いかにしてシーナ&ロケッツが生まれていったのか――事実に即しつつ多少の脚色を加えて、お二人の出会いからデビュー直前ごろを軸に描いてまいります。
※番組の放送が終了したため、画像を取り下げました。
リンク
- NHK福岡放送局 | 福岡発地域ドラマ「You may dream」
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シナロケの青春時代描くドラマに石橋静河、福山翔大、松重豊(コメントあり) - 音楽ナタリー https://t.co/FGny09BRFc