これは10月に最新アルバム「夜のつづき」が発売されたことを記念して行われたライブ。本作は八代が本格的なジャズに取り組んだアルバムの第2弾で、2012年に発売されたジャズアルバム第1弾「夜のアルバム」に引き続き小西康陽がプロデュースを担当した。
ライブはしっとりとしたバラード「ジャニー・ギター」でスタート。さらにクラブシンガー時代の十八番だったという「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」や「夜のつづき」収録の「涙の太陽」「赤と青のブルース」などを、レコーディングにも参加した香取良彦(Vibraphon, Piano)、田辺充邦(G)、河上修(B)、有泉一(Dr)、岡淳(Tenor Sax, Alto Sax)をバックにムードたっぷりに歌い上げた。
「ブルーノート東京に5年ぶりにジャズシンガーとして帰ってきました。今日は皆さんと楽しいひとときを過ごしたいと思います。アキちゃんコールをどんどんお願いしますね!」というチャーミングな八代のMCを経て、ライブ中盤では彼女の代表曲「雨の慕情」がビブラフォンをフィーチャーしたボサノバアレンジで披露された。そして後半では岡崎好朗(Tp)が演奏に加わり、「ワーク・ソング」「カモナ・マイ・ハウス」「帰ってくれたら嬉しいわ」といったアップテンポなナンバーがダイナミックに届けられる。
アンコールで彼女は、代表曲「舟唄」を大胆なジャズファンクアレンジで披露。最後は「ダンチョネ節」のパートを圧巻のアカペラ歌唱で締めくくり、客席ではスタンディングオベーションが起こった。
なお八代は12月25日には大阪・Billboard Live OSAKA、2018年1月17日には愛知・名古屋ブルーノートでもジャズライブを開催する。両公演共にチケットはソールドアウト。
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