「Wake Up, Girls！ 新章」テーマ曲MV2本公開、第1期を継承する技法も

Wake Up, Girls！が歌うテレビアニメ「Wake Up, Girls！ 新章」のオープニングテーマ「7 Senses」とエンディングテーマ「雫の冠」のミュージックビデオが、YouTubeで公開された。

「Wake Up, Girls！ 新章」は宮城・仙台で暮らす少女たちによるアイドルグループ・Wake Up, Girls！の活動を描いたテレビアニメおよび劇場作品「Wake Up, Girls！」のその後を描いた新シリーズ。新キャラクター3名からなる新たなユニット・Run Girls, Run！も登場する。

アニメのオープニングとエンディングを飾る2曲のMVは、いずれも物語の舞台である仙台で撮影された。オープニングテーマ「7 Senses」のダンスシーンは、過去のテレビシリーズ作品内でWUGメンバーがダンスレッスンを行った、ファンの間で“聖地”とされる日立システムズホール仙台で撮影されたもの。メンバー個別のシーンでは、食いしん坊キャラの片山実波を演じる田中美海が仙台市内の商店街での食レポを行ったり、劇中で番組キャスターの仕事をがんばる林田藍里を演じる永野愛理が仙台駅でのお天気キャスターに挑戦したり、各キャラクターが取り組んでいる仕事内容とリンクしたシーンが撮られている。

一方、エンディングテーマ「雫の冠」のMVは、ワンシーンかつワンカットで撮影された映像となっている。これはテレビシリーズ1期のエンディングテーマ「言の葉青葉」のMVと同じ撮影方法。1つのシーンを最初から最後まで、1台のカメラで1度も止めることなく回し、メンバー7人は移動しながら歌詞をつなげていく。

「7 Senses」と「雫の冠」はそれぞれシングルとして11月29日に同時リリース。「7 Senses」のカップリングにはテレビシリーズ1期およびすべての劇場作品で監督を務めた山本寛が辛矢凡名義で作詞した1期オープニングテーマ「タチアガレ！」の6人バージョン、「雫の冠」のカップリングにはミツキとヨウコ（CV：大坪由佳、吉岡茉祐）が歌う「同じ夢を見てる」が収録される。また両シングルのCD+DVD盤には、本日ショートバージョンで公開されたMVがそれぞれフルサイズで収められる予定だ。