阿久悠トリビュート盤にゆきりん＆まゆゆ、CKB、島袋寛子、ISSAら

作詞家・阿久悠のトリビュートアルバム「地球の男にあきたところよ ～阿久悠リスペクト・アルバム」「阿久悠トリビュート・スペシャルソングス～朝日のように～」が、11月15日に2枚同時リリースされる。

2007年に亡くなるまでに5000曲以上の楽曲の歌詞を手がけ、多くのヒット曲を生み出してきた阿久。彼の功績が改めて注目される中で発表されるトリビュート作品には、世代もジャンルも異なるアーティストたちによるカバーが収録される。

「地球の男にあきたところよ ～阿久悠リスペクト・アルバム」には、柏木由紀＆渡辺麻友（AKB48）による「UFO」、斉藤和義が歌う「たそがれマイ・ラブ」、新妻聖子がカバーする「ジョニィへの伝言」、クレイジーケンバンドの「また逢う日まで」カバー、森進一が歌う「熱き心に」、曽我部恵一の「青春挽歌」カバーなどを収録。さらに多数の未発表詞から選ばれた2篇も収録される。1つはリリー・フランキーによる朗読「いずこ～ふたたび歌を空に翔ばそう」で、もう1つは林部智史が歌唱する、吉田拓郎作曲による「この街」となる。

一方「阿久悠トリビュート・スペシャルソングス～朝日のように～」は、阿久の作家30周年を記念して発売されたライジングプロダクション所属アーティストによるカバーアルバム「VELFARRE J-POP NIGHT presents DANCE wiht You」の収録曲と、40周年を記念して発売された「VISION FACTORY COMPILATION ～阿久悠、作家生活40周年記念～」から選び抜かれた楽曲を収録したもの。ISSAと島袋寛子のそれぞれが歌う未発表詞による新曲も収めた内容となる。

また阿久の没後10年というメモリアルイヤーにあわせて、「没後10年・作詞家50年メモリアル『阿久悠 リスペクトコンサート』～君の唇に色あせぬ言葉を～」が11月17、18日に東京・東京国際フォーラム ホールAで行われる。