44MAGNUM、21年ぶり東京ワンマンで高らかにロック宣言

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44MAGNUMのワンマンライブが12月12日、赤坂BLITZで行われた。

今のところ44MAGNUMの今後の予定は一切未定。現役感たっぷりのパフォーマンスを見せつけてくれた彼らが、また近い将来ステージに立つであろうと期待したいところだ(photo by 植田信)。

今のところ44MAGNUMの今後の予定は一切未定。現役感たっぷりのパフォーマンスを見せつけてくれた彼らが、また近い将来ステージに立つであろうと期待したいところだ(photo by 植田信)。

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これは、9月にリリースされた7年ぶりのオリジナルアルバム「44MAGNUM」の発売を記念して行われたもの。11月にはかつての本拠地である大阪での凱旋ライブも実現させたばかりで、新作発表後の東京ワンマンライブはこれが初となる。

ライブは定刻より10分ほど過ぎて、「Take Me To Your Heart」からスタート。PAUL(Vo)と彼の息子STEVIE(Vo)のツインボーカルを軸に、序盤からたたみ掛けるようなスピード感で展開されていった。

当日はニューアルバムからの楽曲を中心にしながらも、初期からの代表曲、長年ライブで披露されていなかった楽曲などを取り混ぜたセットリストで進行。PAULやJIMMY(G)、JOE(Dr)という往年のメンバーに加え、STEVIEとゲスト参加のSHUSE(B / La'cryma Christi)を含む編成で、単なるノスタルジーでは収まりきらない“2009年の44MAGNUM”の姿が力強く提示された。

この夜、PAULの口からは「俺たちを武道館、いや、東京ドームに連れて行ってくれ!」という大胆発言や、宣戦布告めいた「俺たちがロックだ!」という言葉も飛び出した。さらに、序盤やや反応の薄かった2階席の関係者たちに向かって、PAULが「そのうちオマエらのケツを蹴り上げるぜ」と挑発する一幕も。しかし、ライブを締めくくった名曲「SATISFACTION」が演奏された頃には、その関係者たちも「SATISFACTION」の合唱に加わっていた。

結果的に2時間20分近くにもおよんだ21年ぶりの東京ワンマンライブ。PAULは最後に「また今度会うときも、みんなの楽しんでる顔を見せてください!」と言ってステージを降りた。

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