SHANK、灼熱の中31曲を熱演!8カ月ツアーに幕

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SHANKが昨日9月30日に長崎・Studio Do!にてライブツアー「Honesty Tour 2017」の最終公演を行った。

SHANK「Honesty Tour 2017 FINAL」の様子。(Photo by cwet)

SHANK「Honesty Tour 2017 FINAL」の様子。(Photo by cwet)

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このツアーは彼らが1月にリリースした最新アルバム「Honesty」を携えて2月より開催していたもの。バンドはStudio Do!にてツアー初日を行い、約8カ月ぶりに同会場に戻ってきた。

スーパーがんばるズ(Photo by cwet)

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この日のゲストは宮崎を拠点に活動する、スーパーがんばるズ。スーパーがんばるズはじょり(Vo)を中心にしたスカバンドで、この日はメロン藤島(Vo)、こうしろう(Vo)、サキムキ電気(B, Vo)、ゴーストライター松尾(G)、あゆ氏(Tp)、ぼろんペッター(Tp)、Yung Virgin(Dr)がサポートメンバーとして出演した。彼らはSHANKの今ツアーの他会場のゲストと比べ「俺らを呼んじゃダメだろ」と自虐的に笑いつつも、ハードなスカチューンで場内を盛り上げる。最後の2曲「Welcome to Mukky」「ダーリン」ではシンガロングを煽って場内の一体感を作り上げ、SHANKへとバトンを渡した。

庵原将平(Vo, B / SHANK)(Photo by cwet)

庵原将平(Vo, B / SHANK)(Photo by cwet)[拡大]

SHANKの3人はふらりとステージに登場。各々楽器を鳴らし始め、庵原将平(Vo, B)が口を開くなりバンドはアルバム1曲目の「Surface」の演奏へ。アルバムでは庵原の弾き語りで収録されている同曲を、3人はゆったりとしたバンドサウンドにアレンジして聞かせる。歌い終えると同時に庵原が「長崎SHANK始めます!」と挨拶。松崎兵太(G, Cho)が鋭いギターで「Mighty Clash」のイントロを弾き、庵原と池本雄季(Dr, Cho)による高速ビートに乗せた演奏が始まると、観客は待ってましたとばかりにモッシュやクラウドサーフを繰り返した。

SHANK「Honesty Tour 2017 FINAL」の様子。(Photo by cwet)

SHANK「Honesty Tour 2017 FINAL」の様子。(Photo by cwet)[拡大]

庵原がにらみつけるように激しく歌唱した「Time is...」、マイナー調のスカチューン「Life is...」など、わずか15分足らずで8曲をプレイした3人。あまりの暑さに松崎が「今度からDo!のファイナル、30分にしようや」とこぼすと、庵原が「いつも30分過ぎたくらいからみんな『まだやるの?』みたいな顔になるけん」と同意してファンからは笑いがこぼれる。さらに庵原が「ゆっくりやろうや」と声をかけて、バンドはスローなスカチューン「Frustration」で場内をクールダウン。しかしファンを休ませたのもつかの間、バンドは「Departure」で再びファンを暴れさせ、「Wall Ride」「Lamp」といった新旧の激しいナンバーを連投していった。

3人は歌詞の意味を示すようなジェスチャーをしたり、ステージの前方ギリギリまで進んでプレイしたりと、熱を帯びた演奏を見せる。かと思えば、「Take Me Back」では松崎の奏でるエモーショナルなギターにあわせて庵原が変顔をしたり、単音のギターで紡がれるユルい「From tiny square room」では庵原と松崎が曲にあわせて不思議な動きを見せたりと、随所に遊び心を取り入れていた。

庵原が「長かったですね。でも楽しかったです、ありがとう」と簡潔にツアーの感想を述べる。そして「半年間『Honesty』『Honesty』って言ってきましたけど、全然正直にはなれませんでした。すみませんでした! 最後の曲です」と言い放ち、バンドはアルバムの表題曲「Honesty」をプレイ。力強い演奏に乗せて庵原が伸びやかな歌声を聞かせた。歌い終えると、「最後の曲」と事前にアナウンスしていたにも関わらず、バンドはショートチューン「submarine」へとなだれ込み、オーディエンスをさらに熱狂の渦に巻き込んだ。

アンコールで再びステージに登場した彼らは「お言葉に甘えて1回だけアンコールを」と言うと、「Long for the Blue moon」「Restart」「BASIC」「Stop the crap」の4曲を間髪入れずに連投して、あっという間にステージをあとに。しかしながらファンからさらなるアンコールを求める声が止まずに、3人はみたびステージへ。ステージ前に引かれた幕が開くより先に3人は演奏を始め、ファンは歓喜する。「Movie」を駆け抜けると、3人はすがすがしい表情でツアーを締めくくった。

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Honesty Tour 2017 FINAL
2017年9月30日 Studio Do! セットリスト

スーパーがんばるズ

01. スーパーがんばるズのテーマ
02. わっしょい
03. 村八分
04. 野球拳
05. 東京ドーム
06. Welcome to Mukky
07. ダーリン

SHANK

01. Surface
02. Mighty Clash
03. Two sweet coffees a day
04. Time is...
05. Cigar Store
06. Life is...
07. Hope
08. TOP WATER
09. Frustration
10. Departure
11. Wall Ride
12. Lamp
13. Take Me Back
14. Good Night Darling
15. The One Second Future
16. 620
17. Keep on Walking
18. Don't let me down
19. My Special Reason
20. From tiny square room
21. Knockin' on the Door
22. Weather is Beautiful
23. It's not a game
24. Set the fire
25. Honesty
26. submarine
<アンコール>
27. Long for the Blue moon
28. Restart
29. BASIC
30. Stop the crap
<ダブルアンコール>
31. Movie

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ホタテ ギターズ @hotate_guitars

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