先攻を務めたザ・クロマニヨンズは「タリホー」を皮切りに、最新シングルの表題曲「どん底」とそのカップリング曲「ぼー」を続けて演奏。甲本ヒロト(Vo)は「ひさしぶりだよ、東京の皆さん。しかも恵比寿、素敵なショップがたくさんある所。脇目も振らず、ここに来てくれてありがとう。オシャレな人がいなくて、よかった。特別なことを話そうとしたわけでないので困っています。次の曲どうぞー」とマイペースなMCを繰り広げつつ、「スピードとナイフ」や「炎」を熱唱した。さらに、ヒロトの「最近やってないな、この曲。うろ覚えなんですが」という言葉から「草原の輝き」へ。この曲では真島昌利(G)が背中でギターを弾くなど、アグレッシブなパフォーマンスで観客を沸かせた。
「草原の輝き」の演奏を終えると、ヒロトは「ありがとう。すげー楽しい。ちゃんとできたよ。このあと、あのうるさい連中が待っているから最後までぶっ飛ばしていきます」と語り、その言葉通りハードなロックチューンを次々と投下。約1時間にわたるステージを終えると、メンバーは笑顔で去っていった。
転換を経てTHE NEATBEATSのライブがスタート。Mr.PAN(Vo, G)は「クロマニヨンズよかった! もう満腹やろ? でも、まだデザートがあんでー。デザートは別腹やでー。まだまだロックンロールは続くでー」と冗談を飛ばし、自分たちのオリジナルナンバーやボ・ディドリー「You Can't Judge a Book by the Cover」のカバーなどをプレイした。
MCでMr.PANは「俺らがトリやでー。20周年やから試しにクロマニヨンズに一緒にやってくれへんかな?と連絡したら、1つ返事で『いいよー』ってすぐに返って来て、軽いなーと思ったら『僕たちの出番が最初ねー』って言われて、ええええーってなったけど、20周年やからクロマニヨンズより俺たち先輩ちゃうかーって思い直して」と、この日の対バンが実現した経緯や思い出のエピソードをたっぷりトーク。観客を笑わせつつ、11月にリリースされるベスト盤「BEAT AT DECKREC ~2000 - 2001 COMPLETE BEST~」の収録曲「黒いジャンパー」、「Twist And Shout」のカバーなどを披露し、チャック・ベリーらロックンロールの先人たちを讃えるナンバー「GOOD OLD ROCK’N’ROLL medley」を届けてこの日のライブに幕を下ろした。
~The Neatbeats 20th Anniversary "Two-Man Special"~「RHYTHM AND BEAT SHOW」2017年9月19日 LIQUIDROOM セットリスト
ザ・クロマニヨンズ
01. タリホー
02. エルビス(仮)
03. どん底
04. ぼー
05. スピードとナイフ
06. 炎
07. エイトビート
08. 草原の輝き
09. 弾丸ロック
10. ひらきっぱなし
11. 突撃ロック
12. ペテン師ロック
13. 雷雨決行
14. 紙飛行機
15. ギリギリガガンガン
16. ナンバーワン野郎!
17. クロマニヨン・ストンプ
THE NEATBEATS
01. FARMER JOHN
02. YAH!YAH!YAH!
03. NEVER COME BACK
04. 明日が来なけりゃいい
05. You Can't Judge a Book by the Cover
06. TWISTIN' TIME WITH YOU
07. BYE BYE VERY GOOD
08. SWEET CHERRY PIE
09. HIGHWAY SLIP
10. HEEBIE JEEBIES
11. HAMBURG TWIST
12. DO THE GLOBAL TWIST
13. Twist And Shout
14. 噂の男
15. I CAN TELL
16. BABY THAT'S ROCK AND ROLL
17. LITTLE BITTY PRETTY ONE
18. 黒いジャンパー
19. BABY LET'S GET SHAKE
<アンコール>
20. GOOD OLD ROCK’N’ROLL medley
リンク
- the NEATBEATS Official Website
- THE CRO-MAGNONS | ザ・クロマニヨンズ オフィシャルサイト
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