BUMP OF CHICKEN、全29公演のロングツアーが幕張メッセで開幕

BUMP OF CHICKENの全国ツアー「BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER」の初日公演が、昨日9月16日に千葉・幕張メッセ国際展示場1～3ホールで開催された。

このツアーは彼らが9月から2018年2月にかけて全29公演を行うもの。約30万人の動員を予定する大規模なツアーとなっている。ライブでは全観客に自動制御のリストバンド型ライトPIXMOBを配布。オーディエンスが手を上げると、鮮やかな光が会場に広がっていった。

昨年のスタジアムツアー「BUMP OF CHICKEN STADIUM TOUR 2016 "BFLY"」以来約1年2カ月ぶりにステージに立った4人は、本公演で約1年の間に配信リリースしてきた楽曲「アリア」「アンサー」、GalaxyのCMソングとしてオンエア中の「リボン」、日清カップヌードルのテレビCMソングとして放送中の「記念撮影」を披露した。「記念撮影」を演奏したあとには直井由文（B）が「メンバーの皆さん、ツアーがスタートしました。2月まで長いですけど、よろしくお願いします！」と改まった様子で3人に挨拶し、メンバーは照れながらもおじぎをし合う。その後も4人はレーザーライトなど華々しい演出に彩られながら、バンドの歴史の中で生まれたさまざまな楽曲を丁寧に届けていった。

また、ライブの最後に1人ステージに残った藤原基央（Vo, G）は「みんなにもらった力を全国で音楽に変えて届けていこうと思います」と自身の思いを真っ直ぐにオーディエンスに伝え、笑顔でステージをあとにした。

今回の幕張メッセ公演では、昨日16日と本日17日の2公演合わせて約6万4000人を動員。彼らは全国のアリーナおよびライブハウスを回ったあと、4人が初めてライブを行ってから22年の記念日、2018年2月11日に埼玉・さいたまスーパーアリーナでツアーファイナルを迎える。