8月30日に東京・TSUTAYA O-WESTで
どついたるねんにとってメジャーデビュー発表後初の自主企画となったこの公演。今回は競演者に
先鋒を務めた大槻ケンヂは、アコースティックギターを片手にソロライブを開始。1曲目には1993年発表の筋肉少女帯のシングル「暴いておやりよドルバッキー」のカップリング曲「死んでゆく牛はモー」というカルトなナンバーが選ばれた。この日どつとは初対面だと語る大槻は、演奏中「どういうノリのライブが正解か全然わからない!」と告白。「やみくもにやりましょう!」「こうじゃない!?」と恐る恐るオーディエンスの様子を伺いながらライブを進行した。
その後大槻はソロ名義で発表した楽曲「あのさぁ」や、優しく語りかけるようなバラードナンバー「香菜、頭をよくしてあげよう」でフロアを穏やかな雰囲気で包み込んでいく。「日本印度化計画」では観客にコール&レスポンスを行うよう催促するが、掛け声のタイミングがバラバラになってしまい、「合わせてよー!!」とやきもきした様子を見せて笑いを誘った。さらに大槻は10月25日にリリースする筋少のニューアルバム「Future!」に収録されるという新曲「サイコキラーズ・ラブ」を最後に披露。終始オーディエンスとの交流を楽しむようなパフォーマンスで出番を終えた。
続いてのどついたるねんは、うーちゃん(Vo, track maker)が制作した煽りVTRをバックに登場。グルーヴィなサウンドが展開された「ストレッチ」「such a sweet lady」、アップテンポなパンクナンバー「精神」「UNCHAIN」で観客のテンションを一気に上げた。ライブではおなじみとなったナンバーが続く中、この日初披露となった新曲「I▽テクノ」ではうーちゃんがフロアにダイブするなど、先の読めないアクションでオーディエンスをリードした。
中盤のGreen Day「Basket Case」のカバーでは、これまでどつのワンマンや主催企画に登場していたビリー・ジョーそっくりの男性がギターを演奏した。また「先輩のライクアローリングストーン」「街」では澤部渡(
この日はほかにもゲスト参加曲が用意され、「生きてれば」ではどつとAlfred Beach Sandalがメロウな歌声を会場に響かせた。さらに終盤では大槻ケンヂが再びステージに登場。先輩は緊張した様子で大槻に話しかけつつ、持参した筋少のCD「断罪!断罪!また断罪!!」にサインをもらいうれしそうな表情を浮かべていた。さらに大槻は「こういうバンドだったんだね!」とどつのライブに驚いた様子を見せ、「みんな歳いくつ?」「まあーメガネっ! メガネの人こんなにいるの!?」と興味津々な様子でメンバーに話しかけ、ひとときの交流を楽しんだ。そしてどつとオーケンの「踊るダメ人間」コラボでは、手をクロスさせてジャンプする“ダメジャンプ”が幾度も行われ、一体感あふれるステージングで本編は締めくくられた。
アンコールでどつは、「いきなり三男坊」でメイリン(
どついたるねんCARNIVAL~めっちゃ楽しいよめっちゃ楽しいよめっちゃおもろいよ~ 2017年8月30日 TSUTAYA O-WEST セットリスト
大槻ケンヂ
01. 死んでゆく牛はモー
02. あのさぁ
03. 香菜、頭をよくしてあげよう
04. 日本印度化計画
05. サイコキラーズ・ラブ
どついたるねん
01. ストレッチ
02. such a sweet lady
03. 精神
04. UNCHAIN
05. ばっちこーい!サラダバー
06. BODY GUARD
07. MY BEST FRIENDS
08. わたるちゃん2
09. I▽テクノ
10. 夢
11. I LOVE リーダー
12. Basket Case
13. 先輩のライクアローリングストーン
14. 街
15. 遠浅の部屋
16. ミッドナイト デジャヴ
17. 生きてれば
18. BOY
19. 人生の選択
20. 踊るダメ人間
<アンコール>
21. いきなり三男坊
22. Freedom
23. ポコロンチャ
24. 俺節 / アッパー
※▽はハートマークが正式表記。
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オーケンコラボで“ダメジャンプ”!澤部渡らゲストも大勢参加「どついたるねんCARNIVAL」 #大槻ケンヂ #筋肉少女帯 https://t.co/DJiz99UJim