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窪田、鈴木、萩原が作品についてひと通り語ったあと、illionがステージへ登場。大歓声を受けながら現れた彼はまず「主題歌を作らせていただきましたillionこと野田洋次郎です」と自己紹介し、主題歌を手がけたことについて「半年以上前にこの作品に合う曲を作ってほしいというお話をいただいて。プロデューサーの方や関わってる全ての皆さんがものすごい熱量で『この作品を届けたい』という気持ちをぶつけてくださったんです。映画を観たら出ているすべての人を含めて、本当にこの作品を愛していて『これを届けるんだ』っていう思いが画面から伝わってきました。僕は撮影には携わってないですし、最後の最後で関わる人だったので、なんとか乗り遅れずこの作品に見合うだけの音楽をちゃんと作りたいなと思ってやりました」とコメントした。萩原監督はillionの「Miracle」を聴いた際に「自分が思い描いていた実写版『東京喰種トーキョーグール』の美しくも儚く、痛々しい世界観が『Miracle』からすごく伝わってきて、道を歩きながら聴いていたら涙が出てきた。それでぜひお願いしたいとプロデューサーに話した」と起用理由を語った。
その後、野田はピアノ弾き語りで「BANKA」を初披露することに。窪田、鈴木、萩原監督が野田の目の前の席に座ると、野田は「近すぎない?」と笑い、「この映画に携われた感謝の気持ちも込めて歌いたいと思います。人前で歌うのは今日が初めてなんですけど、精一杯歌います」と話してから「BANKA」を熱唱した。野田の生歌に窪田は「ヤバいっすね。本当にヤバいっすね。1年前にこの作品の撮影本当に大変だったんですけど、そのこととかすごく思い出しました。歌詞にこの『東京喰種トーキョーグール』というものが詰まっていることを痛感して、今、この作品に関われてよかったなと思っています」と感激。萩原監督も「最初に野田さんにお会いして『東京喰種トーキョーグール』を通して伝えたかったこととか、自分の『東京喰種トーキョーグール』に対する思いをお話させていただいたんですけど、それを本当に野田さんなりの表現で包んでくれたというか……また『BANKA』を聴いて自分も『東京喰種トーキョーグール』の新しい一面が見えたっていう部分もあったので、それをこうして目の前で聴けたことに感激しています」と賞賛の拍手を送った。
鈴木は「言葉がものすごく突き刺さるような音楽を目の前で聴かせてもらったのは初めて。余韻が抜けないですね」と話したあと、「で、余韻と言えば本日は8月7日。昨日8月6日は窪田さんの29歳のお誕生日です!」と突然切り出す。野田の指揮で観客と登壇者はバースデーソングを窪田へ贈り、ステージにはケーキが登場。会場は一気に祝福ムードに包まれた。鈴木は「野田さん、こんな無理やり余韻という言葉を引っ張ってすみません」と頭を下げ、それを受けた野田は「とんでもございません! ようやった、ようやったよ!」と鈴木の肩を叩いた。
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- 映画『東京喰種トーキョーグール』 公式サイト
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今日8月7日に丸の内ピカデリー1にて開催され、野田洋次郎(RADWIMPS)ソロプロジェクト・illionも登壇した、映画「東京喰種 トーキョーグール」の公開記念舞台挨拶のレポートが公開されました!
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