6月4日の大阪公演に続いて開催されたこの日のゲストは
「小さな一歩」を丁寧に届けたあとは「MAY BE OR MAY BE NOT」のさわやかなサウンドで観客を魅了する。原直央(B)、一瀬正和(Dr)のグルーヴィなリズムに乗せて力強いアコースティックギターのストロークが炸裂した「LOST SHEPHERD」のアウトロでは、渡邊がギターを抱えたままフロアに降りて会場をさらに盛り上げた。「BLUE人」を歌い終えた渡邊は「ここまで来るのに何年もかかったけど、こんな楽しい時間を過ごさせてもらってます」とフルカワとの競演を喜んだ。
「そんな思いを込めて、この曲を」という言葉に続いては「DIDDY-BOP」を演奏し、再びフロアの熱気を高める。最後は「gn8」「FALLIN' DOWN」で締めくくった。
続いて登場したフルカワは最初に「too young to die」を披露。「next to you」ではお決まりの「I'm ロックスター!」という叫びでオーディエンスの大歓声を呼び起こす。その後はキラーチューンの「GAME」で、フロアにさらなる熱狂をもたらした。
この日のサポートメンバーは新井弘毅(G)、4106xxx(
壮大なメロディラインが印象的な「farewell」、ミディアムチューン「walk around」が終わると、フルカワは音楽活動20周年とソロ活動5周年を記念したライブを告知。11月には東京・下北沢SHLETERでの3DAYSワンマン、2018年1月には東京・新木場STUDIO COASTでイベントを開催することを明かし「ここからCOASTまで、大お祝い大会にしようと思ってるから。アルバムも大切な方と作ってますから、楽しみにしててください」と語ってファンの期待を煽った。
後半ではアッパーチューンを連発し、場内の熱気を上げていく。「fusion」ではフルカワと新井がそれぞれ華麗なライトハンドを披露し、「Beast」「The Fire」「Transient Happiness」ではオーディエンスが踊り狂う。ラストには「サバク」を演奏し、ステージを去っていった。
アンコールで再登場したフルカワは「チャンバラさせてもらおうかと」と話して、ステージに渡邊を呼び込んだ。2人は憎まれ口を叩き合いつつ「みんなが知ってる曲がいいかなと」(渡邊)ということで、一瀬を加えて山崎まさよしの「セロリ」をアコースティックスタイルで披露。渡邊は歌詞を「単純にフルカワのこと好きなのさ」と変えて歌ってみせ、フルカワも思わず照れた表情を浮かべていた。
渡邊と一瀬がステージを降りると、フルカワは「普通にうれしい!(笑)」と笑顔を見せつつ、渡邊をはじめとしたいろいろな人との出会いによって自身の音楽人生が続けられたことをしみじみと振り返った。その後は集まったファンへのプレゼントとして、骨太なギターサウンドが響く新曲をパフォーマンス。最後に「Candy House」を熱唱して、この日のライブを終えた。
Play With ~with Melancholy A~ 2017年7月28日 新宿LOFT セットリスト
ASPARAGUS
01. Analog Signal Processing
02. JERK
03. SHALL WE DANCE?
04. 小さな一歩
05. MAY BE OR MAY BE NOT
06. FAR AWAY
07. LOST SHEPHERD
08. BLUE人
09. DIDDY-BOP
10. gn8
11. FALLIN' DOWN
フルカワユタカ
01. too young to die
02. next to you
03. GAME
04. ボクは、少しズルくなる
05. lime light
06. farewell
07. walk around
08. I don't wanna dance
09. fusion
10. Beast
11. The Fire
12. Transient Happiness
13. サバク
<アンコール>
14. セロリ
15. 新曲
16. candy house
フルカワユタカのTV・ラジオ出演情報
リンク
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