小沢健二ニューシングルは「フクロウの声が聞こえる」、ハロウィン童話も刊行

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小沢健二がニューシングル「フクロウの声が聞こえる」を9月6日にリリースする。

小沢健二

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シングルの表題曲「フクロウの声が聞こえる」は2016年春に行われた全国ツアー「魔法的」で初めて披露され、ツアーでは本編とアンコールで毎回2回ずつ演奏された重要な楽曲。シングルのカップリングには、同じくツアーで2回ずつ演奏された「シナモン(都市と家庭)」が収められる。本作は2月リリースのシングル「流動体について」と同じく、本人デザインによる7inchサイズの紙ジャケット仕様で発売される。

「FUJI ROCK FESTIVAL '17」の会場にて販売されているオリジナルステッカー。

「FUJI ROCK FESTIVAL '17」の会場にて販売されているオリジナルステッカー。[拡大]

この新作に関する情報は、新潟・苗場スキー場で開催中の「FUJI ROCK FESTIVAL '17」の会場にて発表された。小沢は会場物販のオリジナルステッカーに告知を掲載するというユニークなスタイルでCD発売をファンに報告。この告知文はなぜか昭和の未解決事件「グリコ・森永事件」の犯人「かい人21面相」の口調を真似た文体で書かれ、「9月 6日に 『フクロウの声が聞こえる』 を リリース する で」「ぜったい つかまらん はじまり はじまり とびらが ひらく」と語られる一風変わった内容となっている。

またシングル発売と同日の9月6日には、小沢が手がける絵童話「アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)」が福音館書店より刊行されることも明らかになった。これは「小沢健二と日米恐怖学会」名義で出版される書籍で、「日米恐怖学会」のメンバーには、小沢健二(作文、シナモン)、ダイスケ・ホンゴリアン(作絵、ロックンロール)、エリザベス・コール(手づくり、人類学)、白山春久(写真構成、美学)が名を連ねている。写真撮影は守本勝英が担当する。

なお、小沢は本日7月29日の20:00すぎから「FUJI ROCK FESTIVAL '17」のWHITE STAGEに登場し、総勢10名のバンドメンバーとともに約1時間のライブパフォーマンスを行った。MCではニューシングル「フクロウの声が聞こえる」について「今までの僕のいろんなことと、これからの僕のいろんなことがたくさん詰まった曲」と紹介。「流動体について」「ラブリー」「さよならなんて云えないよ」「強い気持ち・強い愛」など新旧の名曲を惜しみなく披露した。「今夜はブギー・バック」ではスチャダラパーがサプライズで参加し、集まったオーディエンスを大いに盛り上げた。

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小沢健二「FUJI ROCK FESTIVAL '17(WHITE STAGE)」2017年7月29日 セットリスト

01. 今夜はブギー・バック
02. ぼくらが旅に出る理由
03. 飛行する君と僕のために
04. ラブリー
05. シナモン(都市と家庭)
06. 東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー
07. さよならなんて云えないよ
08. 強い気持ち・強い愛
09. 流動体について
10. 愛し愛されて生きるのさ
11. フクロウの声が聞こえる

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読者の反応

DJありがとう @dj_arigatou

童話、いるのかな・・・

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