最新アルバム「PLAY」を携えて開催された今回のツアー。最終公演には関口シンゴ(G /
ライブが始まりステージ後方のカーテンが開くと、夏らしいさわやかなパンツルックの藤原の姿が。ショーの始まりを告げる華やかな演出に会場が沸く中、彼女は「Someday」「SPECIAL DAY」「Walking on the clouds」といった軽快なポップチューンを連続で披露して、ホールを朗らかな空気で包み込んだ。
彼女は最初のMCで「ただいま!」と元気いっぱいに挨拶し、週5でジムに通い体脂肪率が18%になったことを報告。「ムキムキな藤原と一緒に楽しんでくれますか?」と語り、ステージ中央の階段に座りメランコリックな「play with me」をパフォーマンスする。その後もカントリー調のアレンジを施した「1995」やクールな一面を見せるブルージーな「My Way」などタイプの異なる曲を届けていった。中盤のMCでは「(出会いには)全部意味があって、この人があるから今の自分があるって思えるほうがいい」と真面目なことを語りながら、本番前に行われたカードゲームで敗者となった関口が罰ゲームで楽屋エリアをスキップさせられていたことを暴露するなどリラックスしたトークを繰り広げていた。
ライブの後半では自身の代表曲「好きよ 好きよ 好きよ」や「Soup」、スピッツの「春の歌」のカバーを歌い上げた藤原。スポットライトの下で披露した「はんぶんこ」では、優しい空気を紡ぎオーディエンスを惹き付ける。そして「みんなの顔を見ていたら(自分がやってきたことが)何も間違っていなかったんだなって。目が合って、すごく深く感じます」と語り、「みんなの明日が素敵な日でありますように」という言葉に続いて本編のラストナンバー「You and I」をファン1人ひとりに届けるように丁寧にパフォーマンスした。
「さくらコール」に呼ばれてステージに再登場した藤原は、自身を支えてくれた現場マネージャーが異動になることを明かす。そしてマネージャーのために、インディーズ時代の「Ellie」を弾き語った。その後、バンドメンバーを呼び込み、ロックテイスト全開の「Necklace」、躍動感たっぷりの「『かわいい』」をプレイ。アットホームな空気を作り出してツアーファイナルを彩った。
なお、各サブスクリプションサービスでは、ツアーファイナルのセットリストをもとにしたプレイリストを配信中。また8月12日(土)にはWOWOWにてライブの模様がオンエアされる。
藤原さくら「藤原さくら ワンマンツアー 2017『PLAY』」2017年7月22日 中野サンプラザホール セットリスト
01. Someday
02. SPECIAL DAY
03. Walking on the clouds
04. play with me
05. 1995
06. 赤
07. My Way
08. 好きよ 好きよ 好きよ
09. sakura
10. play sick
11. はんぶんこ
12. 春の歌
13. BABY
14. Soup
15. You and I
<アンコール>
16. Ellie
17. Necklace
18. 「かわいい」
WOWOWライブ「藤原さくらワンマンツアー2017『PLAY』」
2017年8月12日(土)21:00~22:30
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