jealkbはニューアルバム「IDENTITY」の発売を記念し、4月より全国10会場を舞台にしたツアーを実施。東京・WWW Xでは7月21、22日の2日間にわたってライブを開催した。
開演時間になり会場が暗転すると、「&alive」をBGMにelsa(Dr)がステージに登場。彼がラップとハンドクラップで観客を煽る中、メンバーの演奏の用意が整うと「try and error」でライブがスタートした。前半ではjealkbは「Liberty」「FIREBIRD」といったアッパーな曲を次々と披露。ジュアラー(ファンの名称)たちはhideki(Agitator)のナビゲートに合わせ、息ぴったりのダンスやヘッドバンキングを行ってフロアを温めていった。
「OKK-17」演奏後、haderu(Vo)は「会いたかった? バーカ……俺たちのほうが会いたかったよ」とおなじみの口上でオーディエンスを歓迎。今回のツアーを振り返りつつ、ダンスパフォーマンス中hidekiのあごのしゃくれ具合が変わるように見えることなど、さまざまな話題でジュアラーを楽しませた。ツアーを経てより洗練されたライブの定番曲「虚無感狂想曲」「歪ミイズム」を披露したあと、haderuはこれまでの活動やツアーを支えてくれたジュアラーやスタッフに感謝の言葉をかける。その思いが込められたバラードソング「by your side」では、会場が優しいサウンドで包み込まれた。
和やかなムードから一転、jealkbは「Tarte Tatin」の前奏だけを何度も披露するというパフォーマンスでオーディエンスを翻弄。鰹のぬいぐるみが客席とステージ上を飛び交い、“戻り鰹”が表現された「Reverse Bonito」でフロアのテンションはさらにヒートアップした。本編最後の「Water Color」では“何色にも染まらない”という楽曲テーマに合わせ、haderuとhidekiはジュアラーにペンライトのスイッチを切って振るように指示。そして同楽曲終盤で各々の好きな色のライトを付けるよう促し、フロアは色とりどりの光に包まれた。
アンコールの「super special summer」ではediee(G)、dunch(B)、sapoto(G)もステージを縦横無尽に歩き回り、アクティブなプレイを展開。さらに4回目も前奏のみとなった「Tarte Tatin」、もともとセットリストに組まれていなかったというライブの人気曲「D.D.D」「shell」も披露され、ツアーはにぎやかに締めくくられた。
jealkbは12月22日に東京・Zepp DiverCity TOKYOでワンマンライブ「jealkb "TARGET" 2017」を開催。チケットの一般販売は9月16日より開始される。
jealkb「jealkb TOUR 2017 IDENTITY」
2017年7月22日 WWW X セットリスト
01. try and error
02. Liberty
03. FIREBIRD
04. OKK-17
05. 虚無感狂想曲
06. 嘆きのエンドレス
07. 歪ミイズム
08. by your side
09. IDENTITY
10. System
11. A ray of hope
12. Tarte Tatin
13. Tarte Tatin
14. Tarte Tatin
15. Ranker Killer
16. 天誅☆あるわけないストーリー
17. Packya Ma Lad
18. ASTROMEN
19. Reverse Bonito
20. Fight for a renovation
21. Sadistic Maria
22. 堕落
23. Water Color
<アンコール>
24. super special summer
25. Tarte Tatin
26. 閉塞
27. D.D.D
28. shell
jealkb "TARGET" 2017
2017年12月22日(金)東京都 Zepp DiverCity TOKYO
関連商品
リンク
- JEALKB official site
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
つるちゃん@蒲原暁子MZDAO初期メン@aewdyw @turuhime
https://t.co/KXzb6B2YP0