Borisワンマンでオーディエンス驚愕、身も震える大音量で最新アルバム再現

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3年ぶりのオリジナルアルバム「DEAR」を7月12日にリリースしたBorisが、これを記念したワンマンライブを7月15日に東京・UNITで開催した。

Boris(Photo by Miki Matsushima)

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Takeshi(Vo, B, G)

Takeshi(Vo, B, G)[拡大]

このライブは2018年まで世界各国にて行われるバンド史上最大規模のワールドツアーのキックオフ公演として行われたもの。彼らのヘビーなドローンを体感させるべくフロアの脇にはBROAD AXE SOUND SYSTEMによる特別なサウンドシステムが設置され、来場者には「本日の公演は非常に大きな音量で行われます。気分が悪くなられた場合は、無理せず適度に休みを取りながらご覧ください」という注意書きが配布された。

Wata(Vo, G, Echo)

Wata(Vo, G, Echo)[拡大]

ニューアルバムの1曲目「D.O.W.N -Domination of Waiting Noise-」でライブが始まると、まるでスピーカーから風が吹くような大音量のギターサウンドが。ドラムのキックが鳴るたびに、皮膚をビリビリと震わせる強烈な低音がオーディエンスを襲う。ステージ上は大量のスモークが炊かれ、まるで濃霧に包まれているかのよう。その中で背後から光を浴びながら、メンバー3人は神々しくもアグレッシブなステージングを繰り広げる。

Atsuo(Vo, Dr, Percussion, Electronics)

Atsuo(Vo, Dr, Percussion, Electronics)[拡大]

その後も彼らは、Wata(Vo, G, Echo)がアコーディオンを弾く「Kagero -蜉蝣-」や、Atsuo(Vo, Dr, Percussion, Electronics)がメインボーカルを担当する「Dystopia -Vanishing Point / 何処へ-」など、「DEAR」の楽曲を収録順に披露。激しく明滅するライトを浴び、踏ん張っていないと吹き飛ばされそうなボリュームの轟音の渦に飲み込まれながら、観客は地の底から響くようなTakeshi(Vo, B, G)の歌声に、腕を振り上げメロイックサインで応える。約1時間半をかけて「DEAR」の全10曲を演奏し終える頃、Atsuoがシンバルを破壊して退場。フィードバック音が響く中、その圧倒的なパフォーマンスに惜しみない拍手が沸き上がった。その後、客電が灯ってBGMが流れてもアンコールを求める拍手はしばらく鳴り止まなかったが、アルバム全曲を演奏し終えた3人が再びステージに戻ることはなく、そのままライブは終了となった。

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Boris「"DEAR" release show」2017年7月15日 UNIT セットリスト

01. D.O.W.N -Domination of Waiting Noise-
02. DEADSONG -詩-
03. Absolutego -絶対自我-
04. Beyond -かのひと-
05. Kagero -蜉蝣-
06. Biotope -ビオトープ-
07. The Power
08. Memento Mori
09. Dystopia -Vanishing Point / 何処へ-
10. Dear

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読者の反応

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(くさのこう) 🌈 @kkkkssssnnnn

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