「MINAMI WHEEL」シークレットでAqua Timez、SxOxU登場

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10月30日~11月1日の3日間、大阪・ミナミ地区でFM802が主催するライブハウスサーキットイベント「FM802 STILL 20 MINAMI WHEEL 2009」が開催された。

SxOxUのステージで松本は「このライブ決まったの、たった1週間前だったんだよ。みんなにとってもシークレットだったと思うけど俺らにとってもシークレットでさ(笑)」と語った。

SxOxUのステージで松本は「このライブ決まったの、たった1週間前だったんだよ。みんなにとってもシークレットだったと思うけど俺らにとってもシークレットでさ(笑)」と語った。

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Aqua Timezは大ヒット曲からヘヴィなロックチューンまで、幅広い楽曲を披露。

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andymoriは新人離れした貫禄のステージで2日目を締めくくった。

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10周年記念の全国ツアーを間近に控えたアンダーグラフ。「ツバサ」「ジャパニーズ ロック ファイター」など5曲を披露した。

10周年記念の全国ツアーを間近に控えたアンダーグラフ。「ツバサ」「ジャパニーズ ロック ファイター」など5曲を披露した。

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今年はミナミ地区の20会場に、次世代を担うフレッシュなアーティストが大集合。エクストライベントやカフェライブなども行われ、ミナミの街を音楽一色に染め上げた。

10月30日

初日の30日は夕刻18時30分からスタート。心斎橋CLUB QUATTRO会場ではSISTER JETがトップバッターを務め、「開会式のつもりでがんばります!」と宣言。11月6日リリースのミニアルバム「JETBOY JETGIRL」の曲を中心に、パワフルなステージを展開した。

続いて同会場に登場したのは、斉藤州一郎(Dr)復活後初の大阪ライブとなるアナログフィッシュ。当日配布のパンフレットで出演が発表されたにもかかわらず、多数のファンがフロアに集まった。下岡晃(Vo,G)は「こんなに早くこの体制で大阪に来ることができてうれしいです」と語り、力強いパフォーマンスを披露。ひさびさに3人そろった光景を見て泣き出すオーディエンスの姿も見受けられた。

初日はこのほか、detroit7、たむらぱん、LOVE LOVE LOVE、Aira Mitsukiなどが出演。夜22時30分ごろまで熱いステージが続いた。

10月31日

2日目と3日目は昼15時からの開演。休日に入りミナミ地区の人出は一段と増え、さらに活気づいていく。

全会場で最大級のBIG CATには、京都出身の3人組サイケデリックバンド・モーモールルギャバンが登場。FM802と堺市が主催するアーティスト発掘プロジェクト「MUSIC CHALLENGE 2008」でグランプリを受賞している彼らは、その名誉にふさわしい強烈すぎるライブで満員の観客の心をわしづかみにしていく。ラストナンバー「サイケな恋人」では、全員が大声での「パンティーコール」に突入。ステージとオーディエンスが意味不明の一体感に包まれた。

その盛り上がりが冷めやらぬまま、今年の「MINAMI WHEEL」で初のシークレットアクトの出番に。幕が下ろされたステージから漏れ聴こえるサウンドチェックから、どのバンドが出てくるのか観客同士で予想しあう。幕が開き、ステージに現れたのはAqua Timezの5人。どよめくオーディエンスを前に、太志(Vo)は「こんな大きなお祭りに呼んでもらえてうれしいです。みんなで盛り上がりましょう!」と挨拶。大ヒット曲「虹」や「決意の朝に」など5曲を披露した。

BIG CATのトリを飾ったのはandymori。堂々とした演奏と朴訥としたMCで観客を惹きつけ、安定感のあるライブを展開。2010年2月リリースのニューアルバム「ファンファーレと熱狂」に収録される新曲も惜しみなく披露し、タイトルどおりの熱狂をフロアに巻き起こしてこの日のラストを飾った。

他の会場ではasphalt frustration、Prague、アンダーグラフ、BLACK BORDERS、avengers in sci-fiらが出演。多くのオーディエンスを楽しませた。

11月1日

この日の大阪は午前中から雨に。開演時刻ごろには本格的に雨が降り出し、傘を差して小走りに会場を移動していく観客が目立つ。

最終日のシークレットアクトとしてBIG CATに登場したのは、GOING UNDER GROUND松本素生のソロプロジェクト、SxOxU。序盤はとまどいの表情を見せるオーディエンスも多かったものの、彼の歌う爽やかなメロディと、田渕ひさ子(G/bloodthirsty butchers)、藤原寛(B/andymori)、後藤大樹(Dr/andymori)のサポートメンバーが奏でる圧巻のグルーヴに、少しずつ酔わされていく。松本は「どうも、SxOxUです。なんか前は俺の双子の弟がゴーイングなんちゃらってバンドで出てたみたいなんだけど(笑)、今日は双子の兄のほうが来ちゃいました」と語り、観客を笑わせた。

続いて登場したのはTHE BAWDIES。11月4日のニューシングル「IT'S TOO LATE」リリースを前に勢いに乗る彼らは、序盤から観客の心をガッチリとつかむパフォーマンスを繰り広げる。ライブでの定番曲「EMOTION POTION」や新曲「IT'S TOO LATE」などを次々と披露し、ROY(Vo,B)がたたみかけるコール&レスポンスとあいまって場内の熱気は最高潮に。彼らの今のパワーを象徴する、圧巻のステージを見せつけた。

最終日にはザ・ビートモーターズ、間々田優、Fed MUSIC、鴉、黒猫チェルシー、阿部真央、SCANDAL、セカイイチ、のあのわ、cinema staffなどが登場。3日間にわたるイベントを締めくくった。

今年は3日間で約1万5000人が来場。関西圏はもちろん、全国から集まった音楽ファンが思う存分ライブを堪能した。

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音楽ナタリー @natalie_mu

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