lynch.再始動ライブで発表続々、ツアー千秋楽は8月の日比谷野音

lynch.が昨日4月18日に東京・新木場STUDIO COASTでワンマンライブ「THE JUDGEMENT DAY」を開催した。

昨年12月のメンバー脱退以降、ライブ活動を自粛していたlynch.が復活の狼煙を上げたこの日の公演。彼らは「ADORE」でライブの口火を切り、MCでは葉月（Vo）が「いろいろなことがありました。悲しい思いをさせました。肉声で言わせてください。帰って来ました！ ありがとうございます！」と約2400人のファンに向けて自らの思いを伝えた。

またアンコールではメンバーそれぞれが思いを語った。晁直（Dr）は「みんなが最高のステージを作ってくれたことをうれしく思います。今日この会場に来た人は、何かを見定めに来た人もいるかもしれないけれど、できることは1つしかないので。これからもよろしくお願いします」、悠介（G）は「いろんな人に助けてもらって、励ましの言葉をもらって、このバンドは恵まれてると実感しました。これからは恩返しをしていかなければいけないという思いでいっぱいです。今日はみんなの抱いている不安や悲しい気持ちを払拭したいので、最後は笑って帰ってもらえたらいいなと思います」とコメント。リーダーの玲央（G）は「今日という日を迎えるために、どうしたらいいかを考えていました。ネガティブな気持ちを持っている人もいると思うけれど、前に向かうことを止めたらそこで終わり。この5か月間、誰にも会わずに引きこもりでした。次に会うのはファンの皆さんだと思ってたから」とオーディエンスに向けて胸中を明かした。そしてダブルアンコールでは葉月が「マイナスをマイナスのままにしたくない。やっと時間を動かせました。ありがとうございます！」と述べ、ステージから去っていった。

なお6月9日にスタートする全国ツアー「THE SINNER STRIKES BACK」の追加公演として、8月11日に東京・日比谷野外大音楽堂で迎えるツアーファイナルなど東名阪3公演が告知された。また今後のライブにサポートベーシストとして人時（黒夢）、Ryo（defspiral）、天野攸紀、Natsuki（ex. DuelJewel）が参加することが決定。さらに終演後には新アーティスト写真および5月31日リリースの新作CD「SINNERS-EP」のジャケットが公開された。