兒玉遥が復帰！HKT48、本気のアイドル見せた関東ツアーファイナル

HKT48が昨日4月14日に東京・NHKホールにてライブツアー「HKT48 春の関東ツアー2017～本気のアイドルを見せてやる～」の最終公演を開催した。

2月25日の群馬・ベイシア文化ホールを皮切りに、関東各県の会場を回ってきたHKT48。彼女たちはツアーの最終日である今回の公演で、約2時間半にわたるパワフルなステージを繰り広げた。

オープニングでは体調不良のためここまでツアーを欠席していた兒玉遥が1人でステージに登場。彼女が「今こそHKT48が本気のアイドル見せてやる！」と満面の笑みで宣言すると、客席からは大きな歓声が巻き起こった。「最高かよ」でライブをスタートさせたHKT48は、「スキ！スキ！スキップ！」や「メロンジュース」などアップテンポなナンバーを立て続けに披露。序盤のMCでは兒玉が「オープニング、すごい緊張しました！」と話し、指原莉乃はツアーファイナルを迎えたことについて「もううれしいわあ」と胸中を吐露しつつ、「すごく大変なツアーだった」と感想を述べた。

ツアーの話でひとしきり盛り上がったあとは、田中美久、矢吹奈子、松岡はなが歌う「今、Happy」や、宮脇咲良、村川緋杏、山本茉央、坂本愛玲菜、上野遥による「君はメロディー」など、ユニットでのパフォーマンスが披露されていく。昨年のAKB48選抜総選挙でランキング圏外だったメンバーによるトークや、5月8日のHKT48劇場公演をもってグループを卒業する岡本尚子による企画「なおぽんの部屋」を経て、ライブはアイドル曲のカバーメドレーのコーナーへ。メンバーは欅坂46「世界には愛しかない」、THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS「お願い！シンデレラ」、小泉今日子「なんてったってアイドル」などをカバーし、ももいろクローバーZ「行くぜっ！怪盗少女」では矢吹によるエビ反りジャンプが見事に決まった。

その後ファンからのアンケートを紹介する企画を挟み、「ロックだよ、人生は…」「12秒」などを届けた彼女たちは「HKT48ファミリー」で本編を終えた。アンコールではグループからの卒業が決定している岡本と井上由莉耶に向けて、「草原の奇跡」をメンバー全員で歌唱。岡本は「本当に素敵な景色とたくさんの愛をありがとうございました！」とファンに感謝を伝え、井上は「本当に幸せでした。最後まで全力のアイドルでがんばりたいと思います！」と笑顔で語った。そして指原の「今日は本当にありがとうございました！ 皆さんのおかげで最高のツアーとなりました！」という挨拶と共に、この日2回目の「最高かよ」でツアーは締めくくられた。