Q'ulle史上最大ツアーが開幕、女性バンドメンバー従えて白熱のパフォーマンス展開

4月5日にエイベックスからメジャーデビューシングル「DON'T STOP」をリリースするQ'ulleが、全国20都市23公演というグループ史上最大規模のツアー「Q'ulle Live tour 2017 『Re:birth』」を開催。その初日公演が昨日4月2日に東京・TSUTAYA O-EASTで開催された。

薄暗いステージでラウドなバンドサウンドが爆音で鳴り響き、ゆずきのデスボイスが会場を震わせたオープニング演出を経て、彼女たちはメジャーデビュー曲「DON'T STOP」からライブを開始。この日初めてライブに参加する、女性メンバーのみで構成されたバックバンドが激しくもテクニカルな演奏を繰り出す中、Q'ulleの5人はキレのあるダンスをしながらまっすぐで伸びやかな歌声を響かせる。彼女たちのパフォーマンスを彩るようにレーザーによる派手な演出がなされ、オーディエンスは一気に興奮に包まれていく。1曲目が終わるとまなこは「今日という日を本当に待ちわびていました。ここにいるみんなで盛り上がって、その勢いを10月のZepp DiverCity TOKYOツアーファイナルにつなげていきませんか！」と観客に呼びかけた。

まなこがアコースティックギターを弾きメンバーがしっとりと歌う楽曲も中盤にはさみつつも、彼女たちは勢いのある曲を次々に披露。終盤はアッパーチューンを6曲連続で披露し会場をさらにヒートアップさせた。さらにアンコールでは「これからツアーを重ねて、この曲が皆さんの大事な曲になるように、皆さんが1人のときにそっと寄り添ってあげられるような、大切な仲間のような存在になってほしい」というゆずきの曲紹介で、完成したばかりの新曲を披露。さらに、ひさびさにライブのレパートリーになった楽曲もパフォーマンスされた。また、やっこは今後のツアーに向けて「10月までかなり長いツアーになるんですが、1公演1公演、最高を更新していけるようにしたい」と意気込んだ。

このツアーは10月22日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで行われるツアーファイナルまで、あと22公演の開催が予定されている。