本日の会見には大原のほか、共演者の
またリトル・ヴォイスの母マリー・ホフを演じる安蘭けいは、自身の役柄について「数多くの舞台をやってきましたが、ここまで品のない女性は初めてです。リトル・ヴォイスが本当に無口な少女なので、彼女の代わりに話してるみたいな。台本読んで引きました。でも、やるしかないなって。皆さんにご迷惑をおかけするかと思いますが……」とつぶやき共演者を笑わせた。
音楽が重要な役割を占める作品ということで「音楽に救われた経験は? 人生を変えた1曲は?」という質問が司会者から寄せられ、大原は「2曲あるんですけど。1つ目がミュージカル映画『アニー』で、あんな幅広い歌が歌えたらいいなと思って歌い始めたんです」と「Tomorrow」と挙げる。さらにデビュー映画の「カノジョは嘘を愛しすぎてる」のオーディションで歌った美空ひばり「愛燦燦」を挙げ、舞台裏で美空ひばりの人形を見つけ元気をもらったエピソードを語った。
和やかな空気の中で会見が終了し、続いて大原が劇中歌であるマリリン・モンロー「I Wanna Be Loved by You」とジュディ・ガーランド「Over the Rainbow」の2曲をメドレーでパフォーマンスし、舞台の世界を会場に作り出す。パフォーマンス終了後に高橋が「素晴らしいですねえ」と感嘆すると、安蘭は「さすが私の娘! もっと癒されたいなって。稽古するのが楽しみです」と続ける。大原本人は緊張のあまり手汗でマイクが濡れていたことを明かしつつ、「楽しんでやろう!って思えて。気持ちよく歌わせていただきました」と笑った。
囲み取材には大原、安蘭、山本、高橋が登壇し舞台の見どころなどを解説する。ビリー役の山本は、大原との初々しいラブシーンについて「2人のやり取りは安らぐので、2人でいいシーンにできればと思います」と意気込む。その言葉に大原も大きく頷き、「すごく元気になる作品になると思います。お芝居好きな方、歌が好きな方にご覧になっていただけたらと思います」と主役としてアピールした。
舞台「Little Voice(リトル・ヴォイス)」は自分の殻に閉じこもり部屋から出られない少女リトル・ヴォイスが、歌の力で自らの人生を切り拓いていく物語。5月15日より東京・天王洲 銀河劇場にて上演され、6月には富山と福岡でも上演される。
Little Voice(リトル・ヴォイス)
東京公演
2017年5月15日(月)~28日(日)東京都 天王洲 銀河劇場
富山公演
2017年6月3日(土)~4日(日)富山県 富山県民会館 大ホール
北九州公演
2017年6月24日(土)福岡県 北九州ソレイユホール
リンク
- 『Little Voice リトル・ヴォイス』 | ホリプロ オンライン チケット
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