「第20回文化庁メディア芸術祭」において、
「MUSIC VIDEO」は昨年5月にリリースされた岡崎のメジャーデビューアルバム「BASIN TECHNO」の収録曲。「カメラ目線で歩きながら歌う」「急に横からメンバー出てくる」といったミュージックビデオにありがちな演出をそのまま歌詞にした楽曲で、この曲のMVでは岡崎自らが映像で再現している。なお映像監督は岡崎の盟友である寿司くんが務めた。
授賞理由について審査委員の佐藤直樹氏は「『ミュージックビデオ』という、約30-40年のあいだに普及し定着したメディア様式のなかで、その反復の飽和状況に対し、メタ視点を導入した。それを、外からの批判・批評としてではなく、文字どおりのミュージックビデオのかたちで笑いを生じさせるエンターテインメントに仕上げた点で、エポックメイキングな作品となった。特別な制作環境を準備せずとも、ごく一般的に入手可能な機材と最小限のスタッフワークでやり切れることを示した点も今を象徴しているが、ではこのメタ視点を踏まえた次にどこへ向かうのか、新たな提示、開拓への期待が集まった」と解説している。
なお受賞作品展と贈呈式は9月に都内にて開催される予定。
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天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan
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