アンコールでBunta、KenKen、セイヤがコラボ!ロットン「ポルノ超特急」初日
2016年12月25日 17:56
7 音楽ナタリー編集部
昨日12月24日に京都・京都パルスプラザにてROTTENGRAFFTY主催イベント「ポルノ超特急2016」が開催された。
12月24、25日の2日間にわたって開催されている「ポルノ超特急」。この記事では1日目の模様をレポートする。
ROTTENGRAFFTYによる“発車宣言”ののち、「金閣」ステージのトップバッターを飾ったのは04 Limited Sazabys。エモーショナルな「Horizon」を聴かせた後、GEN(B, Vo)は「ポルノ超特急の未来に光が射しますように! 京都の未来に光が射しますように!」と叫びオーディエンスを盛り上げた。続いて「銀閣」ステージに登場したのはDizzy Sunfist。「銀閣! 発車していいですか!」「暴走していいですか!」と既に熱気が充満していたフロアに向けて煽り、1曲目の「Someday」からモッシュやダイブを乱発させた。
The BONEZは「Louder」の途中、JESSE(Vo, G)が「暴れろ!」と観客をアジテート。その後も「お前ら! 一緒に最後まで暴れるぞ!」「暴れろ!」と何度も叫び、会場を熱気で埋め尽くした。yonigeのステージでは牛丸ありさ(Vo, G)の歌声に魅了された観客が、体を揺らしたり腕を振り上げたりしながら声を振り絞る。
サンボマスターの出番では山口隆(Vo, G)が「このクリスマスイブに、アホになれるやつかかっていらっしゃい!」と煽り、何度も叫ぶように歌唱。OZROSAURUSは緊張感のあるステージングでオーディエンスを魅了していった。MUCCは重厚なグルーヴとキレのあるギター、逹瑯(Vo)の伸びやかな声で会場を包み込んでいく。さらにサークルモッシュをフロアに何度も作り出した「KILLEЯ」をはじめ、その多面的な魅力を惜しげもなく披露した。
ヤバイTシャツ屋さんはほかのどの出演者よりもアグレッシブかつ貪欲に、自らのライブを楽しむように演奏。四星球の演奏ではROTTENGRAFFTYのNOBUYA(Vo)がサンタクロース、HIROSHI(Dr)がトナカイに扮して登場するなど、コミカルなパフォーマンスで観客を楽しませた。山嵐はステージ袖から多くの出演者たちが見守る中、タフなミクスチャーサウンドを会場に響かせていく。「MEGA SHAKE IT!」でライブの幕を開けたキュウソネコカミはバイタリティあふれる演奏を展開。ヤマサキセイヤ(Vo, G)が「今年の“ヤンキーこわい”今年のうちに」と告げると大歓声が巻き起こった「DQNなりたい、40代で死にたい」、ROTTENGRAFFTYのNOBUYAが乱入した「ビビった」などでフロアを沸かせた。
My Hair is Badはステージ上でメンバー同士握手を交わしたのち、終始激しいライブを展開。Dragon Ashは「陽はまたのぼりくりかえす」でライブをスタートさせ、ROTTENGRAFFTY「This World」のカバーではN∀OKI(Vo / ROTTENGRAFFTY)、「Fantasista」ではJESSEがゲスト参加するというサプライズでオーディエンスを喜ばせた。対して銀閣ステージのPANは「ギョウザ食べチャイナ」の途中、ROTTENGRAFFTY「響く都」をカバー。途中でパンを投げるパフォーマンスを行いつつ、全4曲の演奏を終えた。
トリを務めたROTTENGRAFFTYは「PORNO ULTRA EXPRESS」でライブをスタート。途中ではNOBUYAが客席に突入して歌い、KAZUOMI(G, Programming)もギターを置いて客前の柵の上で叫ぶ場面もあった。ステージ左右のミラーボールが輝いた「D.A.N.C.E.」、N∀OKIが「すべての熱き旅人に贈る」と言って思いを爆発させた「マンダーラ」などでフロアを盛り上げ、本編を終えた。
アンコールでは観客や出演者、スタッフに何度も感謝の気持ちを告げたあと、まだタイトルも決まっていないという新曲を披露。ラストナンバー「Bubble Bobble Bowl」ではドラムにBunta(OZROSAURUS)、ベースにKenKen(RIZE)、ギターにヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)を招いての演奏で大団円。「すべてのバンドマン、すべてのスタッフ、すべての集まってくれたみなさんありがとう!」と感謝の気持ちを伝え、初日を締めくくった。
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