ゲストも登場！Miracle Vell Magic、ワンマンで見せた多彩な表情

Miracle Vell Magicが昨日12月11日に東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにてワンマンライブ「My First Music Live! "The Starry Christmas Express"」を開催した。

このライブはVellが1人ですべての登場人物を演じる映像を軸に進行する公演。彼女は集まったファンを列車の乗客に見立て、様々な演出で“乗客たち”を楽しませた。

車掌に扮したVellがステージに登場し、彼女の朗読でライブはスタート。Vellは紫色のブルゾンとショートパンツというポップな衣装に着替えると、1曲目に「Miracles Happen」をパフォーマンスする。彼女は続けて「Up To You」「Chill Out N Love」をダンサーとともに披露した。また「Jingle Bells」や「All I want For Christmas Is You」といったクリスマスナンバーは赤いタータンチェックのブルゾンにシルバーのスカートという出で立ちで届けられ、Vellはファッションでもクリスマスムードを盛り上げた。

コンピレーションアルバム「Disney Magical Pop Christmas」でVellが歌唱した「美女と野獣」では、この曲をデュエットした村上佳佑がサプライズ登場し、会場の盛り上がりは最高潮に。2人は美しいハーモニーを響かせ、観客を魅了する。Vellはその後も、マーク・ロンソン「Uptown Funk」に乗せてドラム演奏を披露したり、妖精のような衣装で「Sincerely, your friend」をしっとりと歌い上げたりと、多彩な表現を提示していった。

本編ラストの「Serendip」を終えると、ファンからはアンコールの声が上がる。Vellは「Miracles Happen 1211ver」でステージを再開させ、最後の1曲として「Serendip」を再び披露した。彼女がダンサーとともにこの曲をパフォーマンスしていると、ステージ奥からスタッフが続々と登場し、ダンスの輪に加わる。するとその波は客席にも派生し、会場には大きなダンスホールさながらの光景が広がった。曲を終えるとVellはファンの声に励まされてここまで来たと観客に感謝を伝え、この日の公演を結んだ。