Czecho No Republic「Flamingo Tour」千秋楽でお台場を常夏に

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Czecho No Republicが全国ツアー「Welcome to the Hotel Flamingo Tour」の最終公演を、11月12日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで開催した。

Czecho No Republic「Welcome to the Hotel Flamingo Tour」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山川哲矢)

Czecho No Republic「Welcome to the Hotel Flamingo Tour」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山川哲矢)

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Czecho No Republic「Welcome to the Hotel Flamingo Tour」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山川哲矢)

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今回のツアーでは、夏をテーマにした最新アルバム「DREAMS」を携えて14会場を回った彼ら。千秋楽となったZepp DiverCity TOKYO公演は、ステージにパラソルやデッキチェア、椰子の木が飾られたり、LEDパネルを駆使した映像演出が取り入れられたりと、広い会場の特性を生かした内容となった。

開演時刻を迎えるとステージに設置された「Hotel Flamingo」のネオンに光が点き、ライブが開幕。山崎正太郎(Dr)の鳴らすシンバルを合図に、バンドは「Amazing Parade」を高らかに奏で始めた。「DREAMS」の収録曲「Dream Beach Sunset」を披露を披露する前には、武井優心(Vo, B)が「踊ってください!」とフロアに呼びかけ自らもリズムを取りながら楽しげにステップを踏む。極彩色の照明ときらびやかなサウンドも相まって、高揚した空気が会場を包み込んだ。

「外は寒くなってきましたが、当ホテルは年中無休で常夏になっておりますので」というホテルのオーナーさながらの武井のMCに続いたのは、観客のシンガロングが映える「Forever Dreaming」。またタカハシマイ(Cho, Syn, Per)が甘い声で「ゴッホとジョン」を歌い上げドリーミーなムードを醸し出せば、武井と砂川一黄(G)はダンサブルな「Dreamer」で軽妙な掛け合いを繰り広げフロアを揺らすなど、多彩な「DREAMS」の世界をステージで再現していった。

Czecho No Republic「Welcome to the Hotel Flamingo Tour」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山川哲矢)

Czecho No Republic「Welcome to the Hotel Flamingo Tour」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山川哲矢)[拡大]

「今回のアルバムのテーマが夏だったので各地を常夏にしてきました」と武井が述べると、波音がスピーカーから流れ出す。メンバーはメキシカンハットを被りながら、陽気なリズムに乗せて「P.I.C グアム」をプレイし会場に漂う“常夏感”をさらに強めていく。なおこのブロックではテスラは泣かない。の實吉祐一(Dr)がパーカッションで参加し、軽やかなリズムで5人のパフォーマンスを盛り上げていた。

タカハシと砂川に促される形で武井が「お前らかかってこいや!」と煽り後半戦へ。「No Way」「Festival」とアップテンポな楽曲が次々と投下され、会場の熱気はますます高まっていく。「JOB!」ではリードボーカルを務める八木類(G, Cho, Syn)がステージを駆け回り、ハンドマイクで熱唱。そのアグレッシブなパフォーマンスに感化されたのか、続く「パニック」では武井が負けじとエネルギッシュに動き回り、コール&レスポンスで会場の一体感を作り出した。そして武井曰くアルバムの鍵を握ったという「Electric Girl」では、スケール感たっぷりのエレクトロサウンドにタカハシの透明感のある歌声が溶け合う。タカハシはステージの両脇に作られた花道で舞うように踊り、オーディエンスの視線を奪った。

Czecho No Republic「Welcome to the Hotel Flamingo Tour」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山川哲矢)

Czecho No Republic「Welcome to the Hotel Flamingo Tour」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:山川哲矢)[拡大]

ハイテンションな「Oh Yeah!!!!!!!」で本編が締めくくられたのち、にぎやかな雰囲気のままアンコールへ。まずはツアー中に作られたという、武井とタカハシが交互にリードボーカルを務めるメロディアスな新曲がパフォーマンスされファンを喜ばせる。さらに5人は「RUN RUN TIKI BANG BANG」と「ダイナソー」の2曲を届け、オーディエンスの温かな拍手を浴びながら笑顔でステージを去った。

なおアンコールでは、12月13日にバンドのホームである東京・Shibuya eggmanでワンマンライブを開催することがアナウンスされた。この公演は観客のリクエストに応じてステージ上でセットリストを決めるスタイルで行われる。チケットは11月19日に一般発売開始。

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Czecho No Republic「Welcome to the Hotel Flamingo Tour」
2016年11月12日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. Amazing Parade
02. ネバーランド
03. Dream Beach Sunset
04. Forever Dreaming
05. MUSIC
06. ゴッホとジョン
07. Dreamer
08. P.I.C グアム
09. ヘンリー・ジョーと海の城
10. Blue Holiday
11. Shiny Girl
12. No Way
13. Festival
14. JOB!
15. パニック
16. Firework
17. Electric Girl
18. Oh Yeah!!!!!!!
<アンコール>
19. 新曲
20. RUN RUN TIKI BANG BANG
21. ダイナソー

Czecho No Republic プレゼンツ 決めるのは君だ!その場でくじで曲順決定ライブ

2016年12月13日(火)東京都 Shibuya eggman

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