今年初開催となった「八王子天狗祭」では、グドモ含めて総勢17組が「天狗ステージ」「白狐ステージ」という2ステージで熱演を繰り広げた。イベントはまず、グドモメンバーによる開会宣言で幕開け。彼らは「間違いないバンドしか呼んでない。
天狗ステージのトップバッターを務めたのは
その後、天狗ステージには
激情的なサウンドでオーディエンスを暴れさせたTHE BACK HORNの松田晋二(Dr)は同イベントについて「素晴らしいフェス。バンドにしかできないものだと思う」と大絶賛。KEYTALKはグドモの渡邊幸一(G, Cho)のリクエストだという「MABOROSHI SUMMER」を1曲目に演奏すると、たなしんの決まり文句「ファイヤー!」をモジった「サンバー!」という掛け声で会場を1つにする。八王子で結成されたストレイテナーは、八王子にゆかりのあるバンドとしてオファーを受けたことを明かし「断る理由がありませんでした。これからも続いていくといいなと思います」と思いを語った。
Rhythmic Toy Worldのアクトのあと、THE WELL WELLS、
グドモの前に天狗ステージでパフォーマンスをしたのは、グドモメンバーと高校のクラスメイトであり、バンドとして盟友であるTOTALFAT。彼らは「いつしか『祭あるところにTOTALFATあり』と言われるようになり、今宵もここにきました!」と声を上げ、ファンがタオルを回してジャンプした「夏のトカゲ」、フロアにいくつもサークルモッシュが発生した「Room45」といった楽曲で“祭”を盛り上げる。Shun(Vo, B)はグドモについて「1つ夢を叶えて現実にしてくれた」と賞賛し、「未来に向けた曲をいっぱい書いている。俺たちに未来を届けてくれるのがグドモなわけです」と彼らへの思いを述べると、最新曲「ONE FOR THE DREAMS」を力強くプレイして、グドモへとバトンを渡した。
いよいよこの日の主役、グドモのアクトへ。場内が暗転すると、2階席にたなしん扮する“たな天狗”が現れる。そして彼が1階を指差し「今そっちに行くから!」と言うと、次の瞬間にステージにたなしんが現れ、ファンを驚かせた。彼は「どのバンドもめっちゃカッコよかったでしょ? 観てるみんなもめっちゃいい顔してたよ」と声を弾ませ、「ファイヤー!」の合図で金廣、渡邊、ペギ(Dr, Cho)を呼び込んだ。バンドは「コピペ」「拝啓、ツラツストラ」といった疾走感あふれる楽曲で場内をさらにヒートアップさせる。MCでは渡邊が「俺たちは八王子で生まれて、八王子で育ってきたバンドです。いつか八王子に恩返しがしたい、フェスをやりたいと思ってました。そしてついに今日に、叶えることができました!」と高らかに述べ、金廣も「八王子という場所はバンドを組んで、青春を送ってきた場所です。もらったものはなかなか返せるものじゃないけど『八王子天狗祭』を続けていくってことが、恩返しになるんじゃないかと思っています。来年もできたら」と八王子への愛を口にした。そして八王子へ帰省する際の景色や思いを描いたという「いつもの帰り道」をしっとりと歌唱したのち、バンドは大きな合唱が広がった「空ばかり見ていた」で本編を締めくくった。
アンコールでバンドは12月にニューアルバム「鉛空のスターゲイザー」をリリースすることを発表する。金廣の伸びやかな歌声で「そして今宵は語り合おう」を届けたあと、「未来へのスパイラル」を演奏すると、ステージ袖から出演者が続々と登場。賑やかなフィナーレを迎える。最後にたなしんが「バンド続けててよかったー!」とはじける笑顔を見せ、温かなムードが広がる中、初めての「八王子天狗祭」は幕を下ろした。
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