鬼束ちひろ、ピアノ×チェロ×パーカッションと魅せた中野サンプラザ公演

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11月4日に東京・中野サンプラザホールで鬼束ちひろのワンマンライブが行われた。

鬼束ちひろ(撮影:堀田芳香)

鬼束ちひろ(撮影:堀田芳香)

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「鬼束ちひろコンサート」東京・中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:堀田芳香)

「鬼束ちひろコンサート」東京・中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:堀田芳香)[拡大]

今年4月には東京・日本橋三井ホール、7月には大阪・サンケイホールブリーゼでワンマンライブ「TIGERLILY」を実施した鬼束。約2年7カ月ぶりの東京・中野サンプラザホール公演となった今回は富樫春生(Piano)、結城貴弘(Cello)、竹本一匹(Per)を演奏メンバーに迎えてのライブとなった。

鬼束ちひろ(撮影:堀田芳香)

鬼束ちひろ(撮影:堀田芳香)[拡大]

バンドがスタンバイしたあと、鬼束もステージに登場。まずは緊張感あふれるピアノサウンドが特徴的な「Cage」でライブはスタートした。鬼束は「ラストメロディー」「Castle・imitation」「陽炎」「私とワルツを」といったナンバーを歌唱し、観客をそれぞれの歌の世界に引き込んでいった。

続いて初期の楽曲「call」、最新シングルの収録曲「碧の方舟」が披露されると、会場は彼女の透明感のある歌声と、結城の美しいチェロの音色で包まれた。また鬼束はライブの定番曲「嵐ヶ丘」で激しく体を動かし、「BORDERLINE」では膝を付いて熱唱。彼女が歌い終えたあとはしばらく会場の拍手が鳴り止まなかった。

後半、鬼束は壮大なバラードナンバー「帰り路をなくして」で竹本のパーカッションをバックに力強い歌声を会場に響かせる。そして、ファルセットを交え難解なメロディを美しく歌い上げた「good bye my love」、ダイナミックな曲展開を見せる「月光」を歌い終えると、バンドと共にステージ前方で並んで礼をし、ゆっくりとステージを去っていった。

鬼束ちひろコンサート
2016年11月4日 中野サンプラザホール セットリスト

01. Cage
02. ラストメロディー
03. Castle・imitation
04. 陽炎
05. 私とワルツを
06. call
07. 碧の方舟
08. 嵐ヶ丘
09. 眩暈
10. BORDERLINE
11. MAGICAL WORLD
12. 夏の罪
13. 帰り路をなくして
14. 蛍
15. 流星群
16. good bye my love
17. 月光

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