Ken(G /
この日の公演にはKen率いるKen with Naughty starsのほか、VALS、A9、
オープニングアクトを務めたVALSはハードなデジタルチューン「シルエット」でオーディエンスのテンションを引き上げる。「deuce」ではダンサー2人によるダンスパートも織り交ぜられ、従来のヴィジュアル系バンドとは異なる魅力を観客に印象付けていた。その後登場したMade in Asiaは、1曲目の「Asian Lover」から骨太かつアグレッシブなロックチューンを叩き付ける。かと思えば、Duran(Vo, G)とMaryne(B, Key)によるツインボーカルが映える「BURNING LOVE」や、ストレートなポップチューン「Super 80's」を届け多彩な一面をアピール。Duranの「Kenさんに感謝の気持ちを込めて」という言葉に続いたバラード「You are my fire」では情感豊かな歌声とサウンドを響かせた。
真っ白な衣装で現れたA9は、爽快な「SHINING」でライブの口火を切り、将(Vo)の「今日のパーティも最高に楽しんでいきますよ!」という煽りに続きダンサブルなナンバーやポップチューンを連発。メンバー紹介ではそれぞれが「PARTY ZOO」の楽しさを熱弁し、Nao(Dr)は「こんなに仲よく、ライブも打ち上げも盛り上がってというのはなかったので楽しかったです」と笑顔を浮かべていた。
BAROQUEは、AKiこと
MUCCは逹瑯の「パーティしよ!」という挨拶から、「ENDER ENDER」「G.G.」とライブの火付け役とも言えるハードチューンを投下。「KILLEЯ」の間奏でKenが登場するとフロアの空気は一気に沸点に達する。豹柄の衣装に身を包んだKenは、ミヤ(G)と向き合い華麗なギタープレイを披露してみせ、後輩のステージに華を添えた。
4時間半におよぶこの日の「PARTY ZOO」はコラボセッションでクライマックスに。幕が開くとKen、逹瑯、圭が姿を見せ、映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄」を切々とカバー。曲が終わると逹瑯は「いいね。こういうセッションいいよね」としみじみ口にし、Kenも「いい曲だね」と返す。続くセッションでは怜、ミヤ、沙我(B / A9)、Naoが加わり、kannivalismの「大好き」をプレイ。怜の「かなりレアだと思いますよ」という紹介からイントロが流れ出すと悲鳴のような歓声が沸き、オーディエンスは熱狂した。その後のL'Arc-en-Ciel「浸食 ~lose control~」はASH DA HERO、Duran、AKiらがセッションに加わり激しい盛り上がりに。興奮した空気が漂う中で、そのままツアーの公式ソング「PARTY ZOO」が始まり出演者たちがぞろぞろとステージに現れ、大セッションを展開した。
なおツアーは、明日10月9日の宮城・仙台PIT公演で千秋楽を迎える。
PARTY ZOO ~Ken Entwines Naughty stars~(※終了分割愛)
2016年10月9日(日)宮城県 仙台PIT
<出演者>
AKi / BAROQUE / Made in Asia / MUCC / Ken with Naughty stars
リンク
- PARTY ZOO ~Ken Entwines Naughty stars~
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