「大好き!ありがとう」大原櫻子、歌とダンスで1万8000人魅了した武道館2DAYS

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大原櫻子の全国ツアー「大原櫻子 CONCERT TOUR 2016 ~CARVIVAL~」が、昨日10月5日の東京・日本武道館公演をもってフィナーレを迎えた。

大原櫻子「大原櫻子 CONCERT TOUR 2016 ~CARVIVAL~」東京・日本武道館公演の様子。(撮影:川嶋謙吾[田中聖太郎写真事務所])

大原櫻子「大原櫻子 CONCERT TOUR 2016 ~CARVIVAL~」東京・日本武道館公演の様子。(撮影:川嶋謙吾[田中聖太郎写真事務所])

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2ndアルバム「V」のレコ発ツアーとなった今回は全国16会場を回り、全18公演で4万6000人の観客を動員した大原。ツアーセミファイナルおよびファイナルを飾った武道館公演には、両日合わせて1万8000人のファンが全国各地から集まった。

大原櫻子(撮影:川嶋謙吾[田中聖太郎写真事務所])

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開演時刻を迎え暗転すると観客が持つペンライトが一斉に灯り、場内はピンク一色に。続いてステージ中央に設置された「V」マークの巨大なオブジェが回転し、ピンクのスカートにシルバーの靴を履いた大原が姿を見せる。「『CARVIVAL』スタート!」と宣言した彼女は、バンドメンバーとアイコンタクトを取りつつ「ステップ」でライブをスタート。大原がジャンプをしながら熱唱すると、観客も楽しそうに飛び跳ね、楽しげな空気で会場が満たされていく。「歌って、踊って、カーニバルのようなライブにしたいと思いますので、最後までよろしくお願いします!」と彼女が元気いっぱいに挨拶すると、ファンはその言葉に歓声で応えた。

スポットライトの下で「瞳」を力強く弾き語ったあと、大原は衣装替えのため一旦退場。雨粒が落ちる音が響く中、レインコートを羽織り、赤いパンツに着替えた彼女が現れるとステージはより一層華やかに。傘を持った大原は、チャーミングな振りでダンサーと踊りながら「トレモロレイン」を披露。一転して「メロディー」とダンスコーナーではキレのあるパフォーマンスを繰り広げ、時折艶っぽい表情でオーディエンスを釘付けにしていった。

ライブの折り返し地点では、メンバーの紹介を兼ねたコーナーも繰り広げられ、バンドメンバーがそれぞれ大原の楽曲をプレイする。遊び心のある演出でひと盛り上がさせたあとは、バラード中心のブロックへ。青い衣装に着替えた彼女はピアノの弾き語りによる「こころ」で、会場をしっとりとした空気で包み込んだ。そして余韻を引き継ぐように始まった「君になりたい」では、ステージに設置された無数の電飾が灯り、星空のような景色を作り出す。オブジェに腰をかけた彼女は、今度はアコースティックギターを弾きながら切なく優しい歌声を響かせた。

大原櫻子「大原櫻子 CONCERT TOUR 2016 ~CARVIVAL~」東京・日本武道館公演の様子。(撮影:川嶋謙吾[田中聖太郎写真事務所])

大原櫻子「大原櫻子 CONCERT TOUR 2016 ~CARVIVAL~」東京・日本武道館公演の様子。(撮影:川嶋謙吾[田中聖太郎写真事務所])[拡大]

エレキギターをかき鳴らし歌った「サイン」を経てMCに入ると大原は、「昨日初めて武道館に立たせていただいたんですが、2回目でも緊張しますね」と本音をこぼす。しかし緊張を感じさせない声で、夏の終わりを歌ったバラード「September」を堂々と歌い上げていた。

そして後半戦は「READY GO!」で勢いよくスタート。大原は「もっと! もっと!」と観客を煽りながら、「My Way」や「踊ろう」といったアップテンポな曲をたたみ掛ける。その後、「毎回ツアーを開催するにあたって、ピアノとかエレキギターとか、初めてのことに挑戦していて。今回はダンスに挑戦してみました! 皆さん、どうでしたか?」と彼女が問いかけると、「カッコよかった!」と絶賛する声が飛び交った。続けて大原は「皆さんとこうして一緒に過ごせて、同じ場所で、同じ空気を吸って、同じ音楽を楽しめることは、奇跡みたいに幸せなことだなと思います」としみじみ語り、「今度はさらに大きくなって、また皆さんの所に帰って来たいなと思うんですけど、また来てくれますか?」と口にする。そして観客1人ひとりに語りかけるようにしながら「Scope」を熱唱した。

ダンサー、バンドメンバーと共に観客に挨拶をする大原櫻子(中央)。(撮影:川嶋謙吾[田中聖太郎写真事務所])

ダンサー、バンドメンバーと共に観客に挨拶をする大原櫻子(中央)。(撮影:川嶋謙吾[田中聖太郎写真事務所])[拡大]

アンコールで大原はショートパンツにスニーカー、Tシャツというカジュアルなファッションで、おにぎりの被り物を被ったダンサーとバンドメンバーと共にステージに帰還。まずコミカルな歌詞が楽しい「のり巻きおにぎり」を踊りながら歌い、会場を和ませる。続く「大好き」では巨大なバルーンがアリーナエリアに放たれ、場内は楽しげなムードに。大原は歌詞の一部を「武道館のみんなへ my love forever」に変えて歌い、「大好き! ありがとう」とファンへの愛を伝える。そして、さまざまな演出に会場が沸く中、彼女はさらにファンを喜ばせるプレゼントを用意。「今日はファイナルということで、今回のツアーでは披露していなかった大切な1曲を皆さんにお届けしたいと思います」という言葉に続き「ちっぽけな愛のうた」のイントロが始まると、悲鳴のような歓声が響いた。

最後のMCで大原は「歴史ある武道館でライブをやらせていただくことは、デビューした3年前には想像もできなかったことでした。すごくステップアップさせてもらっているなと思っています。これも支えてくださる皆さんのおかげだと心から感謝しています。当たり前のことですが、私1人でこの景色を観ることはできません」と目の前の観客に感謝の思いを伝える。そして冒頭のアカペラパートを観客と一緒に大合唱しながら、デビュー曲「明日も」をパフォーマンス。最後に彼女は「チェリー」「ブロッサム」のコール&レスポンスを繰り広げ、「『CARVIVAL』最高!」という言葉を残してツアーを締めくくった。

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大原櫻子「大原櫻子 CONCERT TOUR 2016 ~CARVIVAL~」
2016年10月5日 日本武道館 セットリスト

01. ステップ
02. 真夏の太陽
03. 勇気と微笑み
04. 瞳
05. トレモロレイン
06. メロディー
07. DANCE! CARVIVAL
08. Dear My Dream
09. INST! CARVIVAL
10. こころ
11. 君になりたい
12. サイン
13. September
14. READY GO!
15. My Way
16. 踊ろう
17. Scope
<アンコール>
18. のり巻きおにぎり
19. 大好き
20. ちっぽけな愛のうた
21. 明日も

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読者の反応

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DJありがとう @dj_arigatou

まいっちゃったなぁ(•ૢꆤ ˙̫̮ ꆤ•ૢ)

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