バンド、猫耳、ゆるキャラ！大盛況のアイドルネッサンス主催ツーマン

アイドルネッサンスの主催ツーマンライブ「対するネッサンス!!」が10月2日に東京・下北沢GARDENで開催された。

11月6日に東京・Zepp DiverCity TOKYOでグループ史上最大規模のワンマンライブに挑むアイドルネッサンス。今回のツーマンライブは、大舞台でのライブを目前にアイドルの先輩たちからもっとアイドルとしての魅力を学ぶべく企画されたもので、彼女たちが敬愛するPASSPO☆、寺嶋由芙、チャオ ベッラ チンクエッティ、Negiccoがラインナップに名を連ねた。この日のライブには1部にPASSPO☆、2部に寺嶋が登場し、恐縮するアイドルネッサンスとコラボを行って会場を大いに盛り上げた。

ツーマンライブの初戦にはPASSPO☆が出演。彼女たちとアイドルネッサンスは8月に開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL2016」にてコラボライブを行っており、この日のオープニングトークでアイドルネッサンスのメンバーは「TIF」でのコラボの思い出話やPASSPO☆クルーに強い憧れを抱いていることを興奮しながら語った。アイドルネッサンスからのラブコールを受けてステージに登場したPASSPO☆は、1曲目から会場全体で盛り上がる「マテリアルGirl」を投下。またアイドルネッサンスファンに向けて自己紹介ソングの「7's Up」や代表曲「Pretty Lie」を届け、ラストの「バチェロレッテは終わらない」まで貫禄あるパフォーマンスを見せつけた。

ここでPASSPO☆クルーはそれぞれ楽器を用意しBAND PASSPO☆形式でコラボパートへと移行する。そしてアイドルネッサンスを呼び込むと、森詩織がパフォーマンスに混ざり「TIF」でも披露した「17才」「少女飛行」をコラボして2組は大歓声に包まれた。

PASSPO☆の勢いに負けじとアイドルネッサンスは「恋する感覚」「ガリレオのショーケース」など人気曲を惜しげもなく8曲ノンストップで披露。ここで再び森が合流すると「パッセンジャー（PASSPO☆ファン）からも要望の強いあの曲をやります！」と述べ、「TIF」でも披露した「シルエット」をアイドルネッサンスと共に歌い上げた。会場の空気も十分温まったところでアイドルネッサンスはウルフルズの「それが答えだ！」を初披露し、ラストはPASSPO☆クルーと共にPASSPO☆の「WANTED!!」をパフォーマンスしてライブを締めくくった。

2部の寺嶋とのツーマンライブは、寺嶋がアイドルネッサンスメンバーの魅力を引き出そうとさまざまな企画をアイドルネッサンス運営に提案したことがオープニングトークで明かされた。「猫になりたい！」で寺嶋は、宮本茉凜、原田珠々華、南端まいなに自身が用意した猫耳を装着させたり、厚木市のゆるキャラ・あゆコロちゃんをゲストとして招き、ゆるキャラの被り物を被ったアイドルネッサンスメンバーと共に「ゆるキャラ舞踏会」を届けたりと、寺嶋の得意分野でアイドルネッサンスをプロデュースしていく。また寺嶋自身も1stアルバム「わたしになる」より表題曲や「#ゆーふらいと」「カンパニュラの憂鬱」などを伸びやかに歌い上げて、その存在感をオーディエンスに示した。そしてラストは石野理子と共に「木枯らしに抱かれて」をデュエット。2人の情熱的な歌声にファンは魅了され、寺嶋は笑顔でアイドルネッサンスにバトンを渡した。

「タイム・トラベル」や「女の子は泣かない」といった力強くも切ないナンバーからライブをスタートさせたアイドルネッサンス。中盤ではFAIRCHILDの「きらいだよ」をお披露目し、「7COLORS -Over The Rainbow-」では新井乃亜、比嘉奈菜子、野本ゆめかが寺嶋と再びコラボを繰り広げた。寺嶋は喜びを噛みしめながらアイドルネッサンスとツーマンライブができたことに対して感謝の言葉を述べ、「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」を最後に全員でコラボ。アイドルネッサンスファンからの「最高だった！」という賛辞がフロアのあちこちから飛び交い、盛大な拍手が寺嶋とアイドルネッサンスに送られてこの日のイベントは幕を閉じた。

なお次回のツーマンライブは10月23日に東京・TSUTAYA O-WESTで開催。この日は1部にチャオ ベッラ チンクエッティ、2部にNegiccoが出演する。