「愛/憎」は本日9月29日(木)から読売テレビ・日本テレビ系で放送されるドラマ「黒い十人の女」の主題歌として書き下ろされた楽曲。メジャーデビューにあたり、メンバーのコヤマヒデカズ(Vo, G)は「もっともっと幼かった頃に『メジャー』という単語に抱いていた漠然とした憧れを、僕等はいま確かに一つ乗り越えてまたスタートラインに立つのだなという実感があります」と語っている。
CIVILIANはコヤマと純市(B)、有田清幸(Dr)によるスリーピースバンド。2008年に結成され、2009年から「Lyu:Lyu」名義で活動を行ってきた。今年7月にバンド名を現在のCIVILIANに改め、8月3日にはシングル「Bake no kawa」をリリースした。コヤマはボカロP・ナノウとしても活動し、多くの支持を集めている。
CIVILIAN コヤマヒデカズ コメント
日頃から僕等を応援して下さっている皆様へ、そしてこの記事で初めて僕等を知る皆様へ、ご報告がございます。
この度
まず何よりも先に、僕等がLyu:Lyuであった頃、そしてそのさらに前から今までずっと応援して下さっていたファンの皆様、CIVILIANで初めて僕等を気に入って下さった皆様、良い時も悪い時も変わらず気にかけてくれた周囲の心ある友人達、僕等にここまで音楽を続けさせてくれた全ての方々に、とてもとても感謝しています。
僕等の歌や演奏を聴いてくれて、良いと思ってくれた皆様の力です。本当にありがとう。
もっともっと幼かった頃に「メジャー」という単語に抱いていた漠然とした憧れを、僕等はいま確かに一つ乗り越えてまたスタートラインに立つのだなという実感があります。
本日天気晴朗ナレドモ波高シ、前途に何があろうと気合いは十分、です。
SNSや動画サイトの台頭等によって、以前よりも遥かに、表現者自身が自分の手で作品や表現をすぐに発信できるようになりました。
その現代において、メジャーとインディー、この2つの境界はどんどん曖昧になり、音楽を表現する側の人間達にとって、一体何が最良の選択なのか、自分達にとって最も良い活動とは何なのか、今みんなが考えています。
そしてそれぞれが悩みながら自分だけの答えを出して、それを信じて活動しています。バンドの表現とは別の場所で、「ナノウ」というネット上を漂う実体のない半透明な表現者を作り出していた僕自身もそうです。
その両方を見てきた自分だからこそ、メジャーというフィールドに移ることの良い部分もそうでない部分も分かっているつもりです。
CIVILIANはそれを全て承知の上で、それでもこのメジャーというフィールドが持つポジティヴな可能性を信じてみようと思います。
これからも冴え渡った良いものを作っていきますので、変わらず応援してくれたら嬉しいです。
10月5日に大阪、13日に渋谷で行われるワンマンも楽しみにしていて下さい。CIVILIANというバンドとして、かつてLyu:Lyuだった三人として、
コヤマヒデカズという一人の人間として、そしてナノウという架空の表現者として、それぞれが今まで別々に見てきたもの、やってきたこと、
それら全てがこのワンマンで、纏まって合わさってひとつの大河へと繋がっていく姿を見せられると思っています。
ここまで来てくれるのなら、僕等はあなたのその気持ちに全力をもって応えます。両日とも全員で素晴らしい日にしようぜ。
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リンク
- CIVILIAN OFFICIAL WEBSITE
- 黒い十人の女|読売テレビ
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のっきい @nokky246
CIVILIAN、ドラマ主題歌でソニーミュージックからメジャーデビュー - https://t.co/8zuuLFipuf
『コヤマヒデカズという一人の人間として、そしてナノウという架空の表現者として、合わさってひとつの大河へと繋がっていく姿を見せられると思っています。』