ついにゴールイン！ももクロ百田＆玉井“ももたまい”新潟で盛大な結婚披露宴

ももいろクローバーZの百田夏菜子と玉井詩織が本日9月4日、新潟・新潟県民会館にて“結婚披露宴”イベント「ももたまい婚」を開催した。

ももクロ結成時より仲がよく、活動初期の遠征時には一緒のベッドで眠るなど親密な関係にあったことから「ももたまい」としてコンビで扱われる機会も多い2人。大安の日に行われた本日の「ももたまい婚」では、チケット当選時の招待状から入場時の引き出物に至るまで、徹底して“結婚披露宴”をテーマにした演出が用意され、観客の多くもフォーマルなスーツやドレス姿で2人の“挙式”を楽しんだ。

開演時刻になると、2人の出会いから挙式までの軌跡をたどる虚実入り混じったムービーが流れる。式場を模したステージ上では、アナウンサーの梶原しげるが司会として式を進行。梶原が「それでは、新婦新婦の入場です！」と告げると、ウエディングドレスを着た百田と玉井が客席通路に登場し、高砂の席が用意されたステージへと向かう。ステージへの階段をゆっくり上がった2人はお互いのベールを上げ、祝福の声を送る客席のモノノフ（ももクロファンの総称）に満面の笑顔を見せた。

その後は梶原による2人の生い立ちや馴れ初めの紹介、ウエディングケーキ入刀と本格的な挙式が進み、ケーキを前に「初めての共同作業」を終えたももたまいは、そのままももクロのナンバー「ミライボウル」を披露。さらにケラケラの「スターラブレイション」、ももクロの「いつか君が」の2曲を歌った。続く乾杯の儀式では、バラク・オバマ大統領に扮したノッチ（デンジャラス）が「Yes, We Can! 乾杯！」と“乾杯のご発声”を担当。エア乾杯で祝福するモノノフに向け、ももたまいはユニットによる新曲「Ring the Bell」を初披露した。

2度のお色直しの間には、2人へのお祝いVTRが流れ、ももクロメンバーやスタッフ、後輩のたこやきレインボー、モノノフでもある大リーガー田中将大、西川進や加藤いづみら「ダウンタウンももクロバンド」メンバー、元ももクロの早見あかり、前山田健一、坂崎幸之助（THE ALFEE）、笑福亭鶴瓶ほか多数の関係者から祝福のメッセージが送られた。ハートの模様が入ったレトロなデザインのドレスに着替えたももたまいは、最初のユニット曲「シングルベッドはせまいのです」を歌いながら、キャンドルサービスの代わりに大きなペンライトを持って入場し、客席に明かりを灯していく。続いてDREAMS COME TRUE「未来予想図II」を熱唱した2人は、“オバマ神父”の元で永遠の愛を誓い合い、松田聖子の「旅立ちはフリージア」をさわやかに歌い上げた。2人はさらに、この日2曲目となる新たなユニット曲「夜更けのアモーレ」を披露。なお本日歌われた新曲2曲は、9月21日に各音楽配信サイトにてリリースされる予定だ。

2度目のお色直しを終えたももたまいは、フラワーシャワーを浴びながら2階席をゆっくりと巡回。ステージへと戻ったあとは、2人がクジを引き選ばれた観客2人が「来賓」として祝辞を述べる。最後はモノノフが考えたマニアックなクイズで2人が愛を確かめる「二人の愛を再確認 いっせーの～せクイズ3本勝負!!」が行われ、3戦全敗の百田は罰として「いつもさりげなく助けてくれるところが好き」「『私、かなこのために料理教室通い始めたんだ』って言ってくれる玉井さんが好き」「どんな私も好きって言ってくれる玉井さんが好き！」と3度にわたり玉井への愛を告げ、最後の1問のみ不正解だった玉井は「『私、玉井のこと興味ないもん』って顔して本当は私のこと大好きなところが好き」と両思いぶりを見せつけ、玉井はAIの「Story」、百田はシェネルの「君に贈る歌 ～Song For You」をお互いに捧げた。そして「日頃は伝えられない気持ちを歌に」と、ゆずの「栄光の架橋」を熱唱し、 ブーケトスで式を締めくくった2人。終演後はロビーで観客を見送り、アットホームな挙式の幕を下ろした。

9月7日にはももクロのニューシングル「ザ・ゴールデン・ヒストリー」がリリースされる。また9月19日には神奈川・横浜アリーナで佐々木彩夏のソロコンサート「AYAKA-NATION 2016 in 横浜アリーナ」が行われる。

※記事初出時、本文の曲名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。