本日9月3日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、映画「
「君の名は。」は
新海、神木、上白石のクロストークで盛り上がったあと、花束を抱えた野田洋次郎(Vo, G, Piano)を筆頭にRADWIMPSの3人がサプライズで登場すると、客席から驚きの声が沸き上がる。野田は新海に花束を渡し、そのまま握手をしてハグ。さらに「洋次郎さーん!!」とはしゃいでいた神木と驚きのあまり手を口に当てていた上白石とも抱き合った。彼らの登場は登壇者にもサプライズだったため、新海は「『いつRADに来ていただけるんですか?』って東宝に聞いてもごにょごにょしていて、洋次郎さんが嫌がってるのかなって思ってました」と笑い、RADWIMPSの大ファンである神木と上白石は「今2人で『本物かな?』って話してました」と目を輝かせていた。
野田は自身が音楽を担当した映画が公開されたことについて「つい2、3日前に携帯を見ていたら、2014年の10月、11月くらいに書いた『君の名は。』の断片のメモが出てきて。長かったなあと思いながらもここにたどり着くためにやってきたのかと思ったら感慨深かったし、すごく幸せな気持ちになりました」とコメント。MCに「監督の印象は?」と尋ねられた武田祐介(B)は「監督の印象!? 唐突ですね(笑)。僕、高校生のときから監督の作品を観させていただいてたんです。めちゃくちゃファンなのに、監督から『お会いできて光栄です』って言われて、『いやいや逆です!』って思いましたね」と語る。桑原彰(G)は「普段連絡取らない友達からも『(満席で)観れなかった』って苦情のメールがいっぱい来ました。僕も観に行ったんですけど、パソコンで予約してからじゃないとダメでしたね。改めてすごい映画だなと思いました」と映画の反響の大きさに驚きを隠せない様子だった。
RADWIMPSは登壇者と来場者に、もう1つサプライズを用意。野田が「監督とおふたりと皆さんにお礼の意味を込めて歌いたいなと。いいですか?」と言うと、会場中から悲鳴のような歓声が上がる。野田以外のメンバーが客席に移動すると、野田はアコースティックギターを手に「僕らも1年半この作品に関わってたんですけど、夏に完成した作品を観て心から感動して、この作品は自分の中に一生残る作品だと、観た人の心の中に残る作品だと思いました。感謝の気持ちを込めて歌いたいなと思います」と前置きし、弾き語りで主題歌の1つ「前前前世」を披露。「前前前世」を歌い終えた彼は、「せっかくこういう場を設けてもらったので、僕1人っていうのもなんですし、上白石さんと一緒に1曲歌ってもいいですか?」と上白石をステージに招き入れる。2人は手短に打ち合わせを済ませると、主題歌の1つ「なんでもないや」をセッション。野田のアコースティックギターの伴奏に乗せ、上白石は優しい歌声を響かせた。なお上白石は10月5日にリリースするアーティストデビュー作となるミニアルバム「chouchou」で同曲をカバーしている。
野田の伴奏で「なんでもないや」を歌った上白石は「18年間のうちで一番幸せな時間でした。一生の宝物です」と感激。客席から身を乗り出してステージを観ていた新海は「三葉の歌う『なんでもないや』ですもんね。RADWIMPSの曲はいつもグッと来るけど、三葉が歌ってるんだと思いながら聴くと、特別だなと思いました。すばらしかったです。ありがとう」と絶賛し、神木も「ずっと聴いてたかったです。ずっとそこに座っていたかった。三葉の声ですから、いろんな意味合いも増えるし、本当に絶対にほかでは今後観ることができないものを観てしまったような……」と放心状態で語っていた。
最後に野田は「『前前前世』は『ストーリーから思い浮かぶ曲を書いて』と言われて衝動的に書いた曲。この2人を象徴するような曲なんです。『なんでもないや』は一番最後にできた曲で、今年の春に完成しました。僕の中でこの2曲は1つの物語になっているというか……この2曲でこの物語を閉じ込められたらいいなと思いました。だからここで歌うことができてよかったです」と話した。
RADWIMPSが手がけた「君の名は。」の主題歌などを収めたサウンドトラックは現在発売中。さらに彼らは11月にオリジナルアルバム(タイトル未定)のリリースを予定している。
関連商品
リンク
- 映画『君の名は。』公式サイト
- RADWIMPS.jp
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
RADWIMPS速報 @RADWIMPS_sokuho
RADWIMPS、今日9月3日にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた、映画「君の名は。」の大ヒット御礼舞台挨拶にサプライズ登場!野田洋次郎は、弾き語りで「前前前世」を、さらに上白石萌音とともに「なんでもないや」を披露!
https://t.co/4NL7fWSFFg