Sugar's Campaignはこのライブでサポートの小川リョウスケ(B)、
まずバンドはakioと共にポップな「ホリデイ」でライブを開始。メンバーはファンを煽り、飛び跳ねながら楽しそうに演奏を行う。Seihoの奏でるシンセサイザーとAvec Avecによるサンプリングパッドの音色が楽曲を彩った「ポテサラ」のほか数曲が届られたのち、「有名な映画のようにラブリーな恋がしたい」ではakioとIZUMIがバトンタッチ。IZUMIはキュートなダンスと堂々とした歌声でファンを魅了した。「週末のクリスタル」ではAkitaがステージに登場し、ムーディな雰囲気をまといハスキーな歌声を響かせる。続く「放課後ゆうれい」にはakioも参加。Akitaは先ほどとは打って変わって、akioとコミカルに歌声を掛け合いオーディエンスを楽しませた。
曲の合間にふとメンバーとしゃべり始めたSeihoは「間違えた! MCなしのライブにしようと思ってたのに!」とハッとした表情を見せ、「しゃべったら(マネキン劇のストーリーが)わかんなくなるからアカン! いっせーので静かにしよ!」と提案。しかし結局しゃべってしまう彼らに客席からは笑いが起こる。その後MCはステージドリンクについての話題に。2人は大阪公演では“もも水”および“なし水”、東京公演ではジャスミン茶および玄米茶と、なぜか毎回2リットルの紙パックがスタッフにより用意されていることを話してオーディエンスを和ませた。
ライブ終盤に披露された「ママゴト」で彼らはゲストボーカルとして井上苑子を迎えた。同曲のミュージックビデオにも出演している彼女は、MVと同じ緑色のワンピース姿でステージに登場。ゲストボーカルを務めるのが今回初めてだという井上は、少し緊張した表情で胸に手を当ててフレッシュな歌声を響かせていた。本編最後のナンバーは「SWEET HOME」。Sugar's Campaignはakioと共に熱のこもったパフォーマンスを届けて本編を締めくくった。アンコールではバンドメンバーのほかakio、井上、Akita、IZUMIもそろい、全員がステージ前方で1列に並びハンドマイクで「ネトカノ」を歌唱。フロアが温かな空気で満たされる中、ライブは幕を閉じた。
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Sugar's Campaign「Sugar's Campaign単独公演『あしたの食卓』」
2016年8月26日 UNIT セットリスト
01. ホリデイ
02. ポテサラ
03. いたみどめ
04. Big Wave
05. 有名な映画のようにラブリーな恋がしたい
06. 1987
07. 週末のクリスタル
08. 放課後ゆうれい
09. ただいま。
10. いつかの夢から連れ出して
11. ママゴト
12. SWEET HOME
<アンコール>
13. ネトカノ
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音楽ナタリー @natalie_mu
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