松たか子、八嶋智人も登場!レキシ全国ツアー「大きな仏像の下で」盛大に幕

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レキシが8月17日に東京・日本武道館にて全国ツアー「レキシツアー 遺跡、忘れてませんか?」の最終公演「レキシツアー 遺跡、忘れてませんか?~大きな仏像の下で~」を開催した。

レキシ(撮影:田中聖太郎)

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レキシ(撮影:田中聖太郎)

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最新アルバム「Vキシ」を引っ提げ、9都市10公演が行われた今回のツアー。ゴール地点となった武道館のステージには「~大きな仏像の下で~」というサブタイトル通り、高さ4m超のアフロヘアーの仏像が鎮座し、集まった1万2000人を出迎えた。

シャカッチ(ハナレグミ)とレキシ。(撮影:田中聖太郎)

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開演時刻を迎えると大仏の目が赤く光り、ライブの幕開けを告げる。1曲目は「牛シャウト!」で、ステージには早速この日のゲストの1人であるド派手な忍者・シャカッチ(ハナレグミ)が登場。彼は華やかなギタープレイで楽曲を彩った。大きなミラーボールが輝くと2曲目の「大奥~ラビリンス~」へ。曲中にはレキシの「歌う? シャカッチ!」という呼びかけをきっかけに、2人がSUPER BUTTER DOG「FUNKYウーロン茶」をワンフレーズ披露するシーンもあり、彼らの遊び心に観客は大きな歓声を上げた。

ネコカミノカマタリ(キュウソネコカミ)とレキシのセッションの様子。(撮影:田中聖太郎)

ネコカミノカマタリ(キュウソネコカミ)とレキシのセッションの様子。(撮影:田中聖太郎)[拡大]

続く「年貢 for you」ではレキシがオーディエンスに俵を手渡し、客席で“俵リレー”が行われる中で優しい歌声を響かせる。「古墳へGO!」では、すっかりお馴染みとなった「KOFUN」ポーズのダンス指導もあり、会場の一体感はぐんぐんと高まっていった。ここで登場したのは「Vキシ」にゲスト参加したネコカミノカマタリ(キュウソネコカミ)の面々。紋付袴姿で仏像の中から登場したメンバーに続き姿を見せたヤマサキ春の藩まつり(ヤマサキセイヤ / Vo, G)はイルカの着ぐるみを腰に付けた王子様ルックで、彼の「イルカに乗った、城みちるです!」という自己紹介に会場は爆笑に包まれる。貪欲に笑いを取ろうとするネコカミノカマタリに対し、レキシは「関西のノリを持ってくるな(笑)。レキシに関西ノリを足したら、時間いくらあっても足りんぞ!!」と彼らを制してさらなる笑いを誘った。バンドがレキシへ敬意を捧げた「イナホはもはや俺の臓器」(原曲「ファントムヴァイブレーション」)が一節披露されたのちにプレイされた「KMTR645」ではレキシとヤマサキがイルカ型の浮き輪を手に曲を熱唱。疾走感のある演奏に盛り上がったオーディエンスは「キュキュキュ キュキュキュっキュー」と声を上げてヒートアップした。

「SHIKIBU」のパフォーマンスの様子。(撮影:田中聖太郎)

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森の石松さん(松たか子)(撮影:田中聖太郎)

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また「SHIKIBU」では、十二単をまとった阿波の踊り子(チャットモンチー)の2人がステージに登場。さらに同曲のMVに出演した劇団シキブこと八嶋智人がシークレットゲストとして姿を見せ、オーディエンスの驚きを誘う。劇団シキブはキレのあるダンスを踊りながらオーディエンスを煽り、レキシとチャットモンチーの歌声に華を添えていた。「salt & stone」でバンドの面々が熱い演奏を繰り広げると、ステージもいよいよクライマックスへ。会場には「最後の将軍」のイントロが響き、大仏の中に女性のシルエットが浮かび上がったのちに御題所様風の衣装に身を包んだ森の石松さんこと松たか子が姿を見せると、この日一番の歓声が沸き起こる。彼女は優しく力強い歌声で「最後の将軍」を歌い上げ、このパフォーマンスにレキシは「あなた、全部持っていきましたね。こんなに沸いたこと、フェスでもないよ!」とコメントした。本編ラストの楽曲は「きらきら武士」。松はこの曲にも参加し、「最後の将軍」とは一変、扇子を片手に軽やかな身のこなしで会場を盛り上げる。賑やかなムードの中で本編は締めくくられ、松は優雅に手を振りながらステージをあとにした。

ライブのフィナーレの様子。(撮影:田中聖太郎)

ライブのフィナーレの様子。(撮影:田中聖太郎)[拡大]

オーディエンスがアンコールを求めると、レキシとバンドメンバーは一休さん風のいで立ちでステージへ戻った。観客のざわつきの中、彼らはアニメ「一休さん」のテーマ曲に乗せてキュートなダンスを踊り、大きな笑いを誘う。続けて舞台袖からは虎の描かれた屏風が登場し、将軍様役の八嶋と一休さん役のレキシは丁々発止のかけあいで「一休さん」の名シーンを再現してみせた。レキシの「虎はネコ科の動物……これが本当のキャッツ!」というかけ声から、彼の代表曲「狩りから稲作へ」がスタート。ファンは待ってましたとばかりに自身の稲穂を高々と掲げ、会場には一瞬にして稲穂の海が広がった。レキシは「稲穂の気持ちになってー!」と呼びかけたと思えば、「LOVE LOVE 稲を叫ぼう」とDREAMS COME TRUE「LOVE LOVE LOVE」の替え歌を披露したりと自由すぎるパフォーマンスで観客の笑顔を誘った。「劇団四季」のコール&レスポンスから「キャッツ!」へ展開するおなじみの流れへ向けて会場のボルテージはぐんぐんと高まっていったが、ここでレキシは「キャッツじゃなくてキュー!」と叫ぶ。ざわめく会場へ向け、彼は「いつまでもキャッツと思うな? 動物変わってきてるから!」とひと言。するとステージにはこの日のライブを盛大に盛り上げたゲストの面々が勢ぞろいし、最後の最後に登場したやついいちろう(エレキコミック)の「中臣鎌足!」という声をきっかけにラストナンバーとして「KMTR645」を披露した。「キュキュキュ キュキュキュっキュー」の大合唱で3時間を超えるステージは大団円。レキシは「ありがとうー!」と会場へ大きく手を振り、最後までファンに感謝を伝えていた。

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レキシ「レキシツアー 遺跡、忘れてませんか?~大きな仏像の下で~」
2016年8月17日 日本武道館 セットリスト

01. 牛シャウト!
02. 大奥~ラビリンス~
03. 年貢 for you
04. Let’s 忍者
05. 古墳へGO!
06. やぶさめの馬
07. KMTR645
08. 寺子屋FUNK
09. SHIKIBU
10. salt & stone
11. 最後の将軍
12. きらきら武士
<アンコール>
13. 一休さんに相談だ
14. 狩りから稲作へ
15. KMTR645

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読者の反応

Yasco. / 松島やすこ @yasco1candy

レキシツアーのレポ、全体的に意味わからなかったけど「ファンは待ってましたとばかりに自身の稲穂を高々と掲げ」のところが一番意味わからなかった
https://t.co/9ieN9HTVnD

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