「これからもご愛顧ください」南波志帆、4年半ぶりワンマンツアーで決意表明

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南波志帆のワンマンツアー「THE NANBA SHOW 『meets sparkjoy』 tour 2016☆」の最終公演が、7月22日に東京・TSUTAYA O-WESTで開催された。

南波志帆「THE NANBA SHOW 『meets sparkjoy』 tour 2016☆」最終公演の様子。

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南波志帆

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タルトタタンとの共同企画「ナンバタタン・ノ・ズレテルナイト」やタワーレコード&SPINNSと組んだ「ZANSHING SUN FESTIVAL」、この春立ち上げた自主レーベル・sparkjoy records主催のマンスリーライブ「sparkjoy hour」などイベントを精力的に行ってきた南波だが、ワンマンライブやツアーを開催するのは2011年秋の初ツアー「THE NANBA SHOW 『FANTASIC STORY』 TOUR 2011」以来。およそ4年半ぶりとなった今回のツアーで南波は大阪、福岡、東京の3都市を巡り、sparkjoy recordsより発表されたオリジナルアルバム「meets sparkjoy」からの最新楽曲を届けた。

meets sparkjoy

南波志帆「meets sparkjoy」
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南波はマンスリーライブ「sparkjoy hour」に引き続き、THE CHARM PARK(G)、おかもとえみ(B)、神谷洵平(Dr / 赤い靴)、植木晴彦(Key)からなるバックバンド「なんばパークス」改め「the sparkjoy band」を引き連れステージへ。まずはTHE CHARM PARKが楽曲提供した「Good Morning Sunshine」や、The Cardigansのプロデュースで知られるスウェーデンの音楽家トーレ・ヨハンソンの書き下ろし曲に持田香織(Every Little Thing)が歌詞を付けた「necco」など、最新アルバム「meets sparkjoy」からのナンバーを5曲続けて披露。熱い声援を送る観客に向け、南波は「ひさしぶりのワンマンとなってしまいました。正式に謝罪させてください。大変長らくお待たせいたしました!」と挨拶した。

THE CHARM PARK(左)と2人で「Coffee Break」を披露する南波志帆。

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ピカチュウをゲットした南波志帆(左)をスマートフォンでゲットしようとがんばるおかもとえみ(右)。

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「私は2008年に15歳でデビューしまして、今は23歳。必然的に異様な持ち曲がありますので、新旧織り交ぜたセットリストでお届けしていきたいと思います」と告げた南波は、「ここからは懐かしい、夏らしい曲たちを」と、ここで過去のレパートリーから「クラスメイト」「髪を切る8の理由。」「楽園にて」の3曲をチョイス。続く「Coffee Break」はTHE CHARM PARKが奏でるギターのみをバックに、やわらかな歌声を響かせる。「初心を取り戻そう」というテーマのもと各公演ごとに異なる楽曲を歌う中盤のコーナーでは、彼女が初めてレコーディングした楽曲「ストーリー」がアコースティックアレンジで演奏された。「とっても楽しげな曲を」と前置きして披露された「Antique」は終盤サンバアレンジへと変化し、南波は同日に配信が開始され話題騒然の「Pokemon GO」にかこつけ、ステージにピカチュウのぬいぐるみを持ち込んだ。

南波志帆「THE NANBA SHOW 『meets sparkjoy』 tour 2016☆」最終公演の様子。

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後半戦では再び過去のレパートリーから「MUSIC」「乙女失格。」などアップテンポなナンバーを連発。南波はひさびさのワンマンライブで自身の楽曲を存分に届ける喜びを爆発させ、充実した表情を浮かべながら「今年は自分のレーベルを設立して、新たな道を歩み始めました。きっとまた壁にぶつかることや悩むこともたくさんあると思うけど、いつも音楽と真摯に向き合って、前を向いて、自分の足でしっかり歩いていきたいなと思います」と宣言した。そして「これからの決意と覚悟を込めて、最後にこの曲を」と、公私共に親交の深い吉澤嘉代子が楽曲提供した「おとぎ話のように」を歌い上げた。

南波志帆

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アンコールを求める拍手に応えて再度登場した南波とthe sparkjoy bandは、アルバム「meets sparkjoy」からのナンバー「ミモザ」をしっとりと演奏した。南波は改めて一礼すると、「お待ちかねの物販コーナー!」とツアー会場で販売された各種グッズをユーモアを交えながら紹介。春のマンスリーライブから販売を始めたもののなぜか売れ行きが芳しくなかったsparkjoy recordsオリジナルトートバックも、この東京公演で残り2つになるまで売れたことが報告され、場内は温かい拍手に包まれた。すべてのグッズを紹介し終えた南波は「……これ言っていいのかな? 秋か冬にはまた何か新しいものをお届けできるんじゃないかと思います」と次作のリリースを匂わせ、「これからも南波志帆をご愛顧ください」と締めくくった。そしてさらにもう1曲、アンコールを受けて「Bless You Girls!」を披露。「これからも一生懸命音楽をやっていきます!」と誓い、笑顔でステージをあとにした。

なおsparkjoy recordsからは第2弾作品として、アルバム「meets sparkjoy」から厳選された4曲を収めた10inchアナログ盤「Good Morning Sunshine」が10月5日にリリースされる。

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南波志帆「THE NANBA SHOW 『meets sparkjoy』 tour 2016☆」最終公演
2016年7月22日(金)TSUTAYA O-WEST セットリスト

01. Good Morning Sunshine
02. 夢じゃない。
03. necco
04. コバルトブルー
05. Adieu Tristesse
06. クラスメイト
07. 髪を切る8の理由。
08. 楽園にて
09. Coffee Break
10. ストーリー
11. Antique
12. MUSIC
13. にじいろの街で
14. みたことないこと
15. 乙女失格。
16. おとぎ話のように
<アンコール>
17. ミモザ
18. Bless You Girls!

南波志帆「Good Morning Sunshine」収録曲

SIDE A

01. Good Morning Sunshine
02. 夢じゃない。

SIDE B

01. コバルトブルー
02. おとぎ話のように

※「Pokemon GO」のeはアキュートアクセント付きが正式表記。

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