2015年に作詞家活動45周年を迎えた松本にとって、46年目の第1作となる今作。「さみしいときは恋歌を歌って」には作曲で
一方「恋に落ちる」は
クミコはこの新作リリースを皮切りに、2017年春には松本隆の全作詞によるニューアルバム(タイトル未定)を発表する。「クミコ with 風街レビュー」と銘打たれたこのプロジェクトには、はっぴいえんどの名盤「風街ろまん」のDNAを受け継ぐミュージシャンやクリエイターが多数参加する予定だ。また9月24日には東京・EX THEATER ROPPONGIにてワンマンライブ「クミコスペシャルコンサート2016」が開催される。
松本隆 コメント
このメンバーでやることになった時、“失敗のしようが無いんじゃないか”という安心できる才能が集まったと思いました。
秦君の曲が先にあがってきて、竹を割ったようなシンプルでいいメロディーだった。
このサビに気持ち良く詞をのせようと思いました。
詞のテーマは、大人の恋歌(ラブソング)。
今まで難しい曲ばかり歌ってきた
クミコ コメント
曲が出来上がって、皆さんにひたすら感謝でした。
この曲で少し自分の中の音楽の可能性が広がったと思います。
簡単なのに奥深さを感じる松本さんの詞、そして、私が今まで歌ってきたものとは全く違うメロディーを秦さんからいただいて新しいチャレンジができました。
私は、なんて幸せなんだろうと思います。
この歌は、何回も聴きたくなる曲で、ずっとずっと歌っていこうと思います。
秦基博 コメント
クミコさんの歌声をイメージした時に、穏やかで優しい中にも力強いメロディーを意識しました。
楽曲は、歌と詞とメロディーが1つになってどんな世界が描けるか、ということに尽きますが、今回僕が伝えたいことは全てメロディーに託しました。
そして、あとはクミコさんの歌と松本さんの詞が一緒になった時にきっと素晴らしい世界が広がるのだろうとも思っていました。
自分の曲に松本さんが詞をのせてくださり、クミコさんに歌っていただける。
こんな機会を与えて貰えて凄く嬉しいです。
冨田恵一 コメント
今回の作品作りは、シャンソンスタイルのクミコさんがPOPSを歌う、ということがテーマになっています。
この曲の言葉とメロディー、クミコさんの歌唱はもとからマッチングが良く、間違いの無いものでしたが、やり方によってはポップスとは違うジャンルにもなってしまいます。
クミコさんのチャーミングな一面をフィーチャーできたら良いな、と常に考えて作業を進めました。
作業中もクミコさんの歌唱の柔軟さ、歌手としての力量には、当然ながら感心させられっぱなしでした。
クミコ with 風街レビュー「さみしいときは恋歌を歌って / 恋に落ちる」収録曲
・さみしいときは恋歌を歌って
[作詞:
・恋に落ちる
[作詞:松本隆 / 作曲:永積崇(
クミコスペシャルコンサート2016
2016年9月24日(土)東京都 EX THEATER ROPPONGI
リンク
- クミコ オフィシャルサイト - Kumiko Official Site
- 松本 隆 (@takashi_mtmt) | Twitter
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「クミコ with 風街レビュー」プロジェクトに松本隆、秦基博、冨田恵一、永積崇 - 音楽ナタリー https://t.co/trxJ4KgpSP