鬼束ちひろ、ピアノ&チェロと彩った「TIGERLILY」大阪公演

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鬼束ちひろのワンマンライブ「TIGERLILY」が7月22日に大阪・サンケイホールブリーゼで開催された。

鬼束ちひろ(撮影:堀田芳香)

鬼束ちひろ(撮影:堀田芳香)

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鬼束ちひろ「TIGERLILY」大阪・サンケイホールブリーゼ公演の様子。(撮影:堀田芳香)

鬼束ちひろ「TIGERLILY」大阪・サンケイホールブリーゼ公演の様子。(撮影:堀田芳香)[拡大]

自身にとって約2年ぶりとなる単独ライブ「TIGERLILY」を4月に東京で行った鬼束。大阪公演では富樫春生(Piano)、結城貴弘(Cello)を演奏メンバーに迎えライブが行われた。

鬼束ちひろ(撮影:堀田芳香)

鬼束ちひろ(撮影:堀田芳香)[拡大]

演奏隊2人と共にステージに上がった鬼束は、まず「月光」でライブを開始。ゆっくりと手を動かしながら歌唱し、会場は緊張感あふれる雰囲気となった。そんな中鬼束は「私とワルツを」の間奏でその場で軽くステップを踏んだり、「Sign」で手を客席側に差し出しつつ歌い込む姿も見られた。

温かなチェロの音色をバックにした「Castle・imitation」で鬼束は腰を深く屈ませ、ハリのある歌声を会場に響かせていく。楽曲終了後には拍手に交じり鬼束の名前を呼ぶファンもおり、これを受け彼女は優しく微笑んで感謝の意を表していた。中盤に差し掛かり3人のパフォーマンスにも熱が入っていき、「帰り路をなくして」では鬼束の朗々としたスキャット、富樫と結城による白熱した掛け合いが絶妙に調和していた。

そのままライブはMCを挟まずに進行していき、優しく語りかけるようなボーカルとチェロの柔らかな音色が特徴的な「MAGICAL WORLD」以降、鬼束は徐々に体を大きく動かしながら歌っていく。「BORDERLINE」では力を振り絞るように歌い、終了後には息を上げ、その場で倒れ込む様子も見せた。そしてのびやかなピアノサウンドで畳みかける「King of Solitude」を終えると鬼束、富樫、結城はステージ前方に出て深々と礼をし、この公演の幕を閉じた。

鬼束ちひろ「TIGERLILY」
2016年7月22日 サンケイホールブリーゼ セットリスト

01. 月光
02. ラストメロディー
03. 私とワルツを
04. 茨の海
05. Castle・imitation
06. Sign
07. 陽炎
08. 蛍
09. 帰り路をなくして
10. MAGICAL WORLD
11. 惑星の森
12. 嵐ヶ丘
13. BORDERLINE
14. everyhome
15. 眩暈
16. 流星群
17. King of Solitude

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結城貴弘 @cellodol

鬼束さんLIVEのときの写真、ステージにオーロラが!綺麗〜✧
https://t.co/Ls3M32ruQl

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