インドネシアのダンスミュージック、ファンコットの伝道師と呼ばれ注目を集めた高野は、DJ JET BARON名義でユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。2014年12月にメジャー1stアルバム「Enak Dealer」を発表した。しかし彼は2015年3月に路上で乾燥大麻を所持していた疑いで逮捕。裁判にて執行猶予付きの判決を受けて釈放されたのち、店長を務めていたクラブ・ACID PANDA CAFEを閉店して音楽活動を自粛していた。
今回発売される本は、高野が1年の自粛期間に執筆した自叙伝。第1章では、罪の重さを痛感しながらもついつい面白おじさんに出会ってしまうエピソードなど、留置場での体験を書き留めていたテキストが掲載される。第2章で書かれているのは、保釈後の1年の活動自粛期間中にACID PANDA CAFEという店を失い、マッサージ師の職を得て考えたいろいろなこと。第3章には音楽活動に復帰した日のことなどが書かれている。
また本書には、高野の盟友であるマンガ家のジェントルメン中村によるマンガ「実録・渋谷警察署内留置場第八居室 ボスと呼ばれた男!!」や、彼が敬愛する映画ライター&デザイナーの高橋ヨシキとの対談も掲載。監修はライター / 放送作家の古川耕で、帯にはアニメ「おそ松さん」の監督・藤田陽一による「『おそ松さん』だって、この男の影響がなけりゃできてないですよ。何せ俺、20年来この男の生き様追っかけてますから!」というコメントが掲載されている。
レオパルドンのリリース情報
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- 高野政所/DJ JET BARON (@mandokoro) | Twitter
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ジェーン・スー @janesu112
「そうです、私が前科おじさんです」大麻所持で逮捕された高野政所が初のエッセイ集 - 音楽ナタリー https://t.co/1FRmtyLF85 シケ金があったらじっくり話を聞けたのに!