ザ・ピーナッツの伊藤ユミが5月18日に亡くなっていたことがわかった。75歳だった。
伊藤は実姉・伊藤エミとの双子デュオ、ザ・ピーナッツとして1959年にシングル「可愛い花」でデビュー。「恋のバカンス」「恋のフーガ」「ふりむかないで」など、洋楽ポップスのカバーと、純国産の“和製ポップス”の両方で多くのヒット曲を発表した。またグループは音楽活動の傍ら、1961年スタートのバラエティ番組「シャボン玉ホリデー」でハナ肇とクレージーキャッツとともに司会を務め、同年公開の映画「モスラ」に物語のキーを握る双子の妖精・小美人役で出演するなど、多方面で活躍し、高い人気を誇った。そして1975年のグループの解散と同時にユミはエミとともに芸能界を引退。以降、表舞台に出ることはほとんどなかったが、かつての所属事務所・渡辺プロダクションによると近年は病気のため静養していたという。
なおザ・ピーナッツと同じく渡辺プロダクションに所属し、多くの共演経験を持つミッキー・カーチスは「みんなドンドンいなくなって本当に残念としか言いようがない」と追悼コメントを発表している。
ミッキー・カーチス コメント
初めはね、いい娘がいるっていう噂を聞いて美佐会長(渡辺プロダクション渡邊美佐代表取締役名誉会長)と見に行ったんだよ。
デビューしてからもヒットパレードなどの番組やコマ劇場で舞台を一緒にやったり、思い出は数え切れないなぁ。
ピーナッツが出なくなってからは一度も会ってない。
本当にきれいに解散したグループだよね。
みんなドンドンいなくなって本当に残念としか言いようがないよね。
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廣田耕三 @kozohirota99
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