7月2日に東京・東京キネマ倶楽部にて
6月4日の東京・EX THEATER ROPPONGI公演を皮切りに、東名阪の3会場を回るツアーを開催してきたluz。この日の会員限定ライブはツアーを締めくくる公演として行わたもので、luzはツアーのバンドメンバーであるLeda(G / Far East Dizain)、ヒロト(G / A9)、MASASHI(B /
赤いジャケットに身を包んだluzは、自身の2ndアルバムの表題曲である「Labyrinth」でライブをスタートさせる。彼は時折バンドメンバーと目配せをしながら「え?あぁ、そう。」「バレリーコ」といったアップチューンを畳みかけ、ライブ序盤を一気に駆け抜けていく。梅とらが作詞作曲を手がけたVOCALOID曲「威風堂々」「虎視眈々」を歌唱したあとには、みきとPがluzに書き下ろした楽曲「kiss my eyes」を届けるなど、彼らはカバー曲とオリジナル曲を織り交ぜたセットリストを展開し、オーディエンスを熱狂の渦に巻き込んでいった。
ライブ中盤のMCでは、ファンから寄せられたトークテーマとして「自分が女だったら、メンバーの誰と付き合いたいか」というお題をもとに5人がトークを展開。淳士はヒロト、ヒロトはluz、MASASHIは淳士、LedaはMASASHIを指名し、それぞれが照れくさそうにしながら指名した理由を明かしていく。最後にluzはバンドメンバー全員の魅力を1人ずつに伝えながら「このテーマを見たとき、最初に頭に浮かんだのがLedaさんなんです」とカミングアウト。luzはLedaに向けて「ヤキモチを焼く僕の性格を許してくれそう。『女の子の連絡先を全部消して』って言ったら消してくれると思う」とその理由を話していた。
ライブが終盤に差し掛かる頃には、淳士のパワフルなドラムソロが披露された。彼は「これから先、luzはもっともっとデカくなる。彼をデカくするのはお前らだ!!」とフロアに向けて激を飛ばし、観客のテンションに火を点ける。その後演奏された「クイーンオブハート」では、luzがシャツの裾をめくって女性ファンを誘惑。また「ロスティナメイズ」の「キスをしよう」という歌詞の部分でluzとヒロトが唇を近づけると、フロアからは黄色い歓声が上がっていた。本編最後に「一騎当千」をパフォーマンスしたluzは満足そうな表情を浮かべながらフロア全体を見渡し、ステージをあとにした。
アンコールではluzの「僕がluzとして始まった曲をやらせてください」というアナウンスの後、彼が動画共有サイトに“歌ってみた”動画を初投稿した楽曲「1925」を歌唱。さらにこの日のラストナンバー「チェリーハント」を高らかに歌い上げたluzは、名残惜しそうにしながらファンに向けて何度もお辞儀をし、ツアー「GENESIS」は大団円を迎えた。
luz「luz 1st TOUR -GENESIS- MEMBERS ONLY」
2016年7月2日 東京キネマ倶楽部 セットリスト
01. Labyrinth
02. え?あぁ、そう。
03. バレリーコ
04. 威風堂々
05. 虎視眈々
06. kiss my eyes
07. 独りんぼエンヴィー
08. かなしみのなみにおぼれる
09. 僕の外側
10. 毒林檎とシンデレラ
11. ダチュラと林檎
12. ペテン師が笑う頃に
13. ビーストインザビューティ
14. ゴーストルール
15. クイーンオブハート
16. ロスティナメイズ
17. REVOLVER
18. 一騎当千
<アンコール>
19. 1925
20. チェリーハント
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160702 luz、限定ライブでバンドメンバーと“急接近” 🥀 #GENESIS
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