3年目の「TOKAI SUMMIT」雨にも負けず大成功
2009年7月27日 17:26
1 音楽ナタリー編集部
7月25~26日の2日間にわたり、三重・ナガシマスパーランド芝生広場特設ステージで東海地区唯一の野外フェス「TOKAI SUMMIT'09」が行われた。
3度目の開催となった今年は、初の2DAYS。3ステージに合計44組のアーティストが出演するという大規模なものとなった。この週末は日本列島を覆う雨雲がさまざまなイベントに悪影響をもたらしたが、三重もやはり雨。
1日目のCENTER STAGE、トップバッターに登場したイベントの発起人SEAMOは、放水機能を完備した天狗を装着したストロングスタイルで開幕を宣言し、雨をものともしない圧巻のパフォーマンスで会場を盛り上げる。AZU、AYUSE KOZUE、カルテット&手裏剣ジェットといった“SEAMO塾”の仲間たちとのコラボも披露し、初っ端から豪華なステージを展開した。
また、この日は初参戦となる福原美穂や清水翔太、伊藤由奈、キマグレン、Diggy-MO'らが登場。そして雨足が増す中での出番となったET-KINGは「みんなだけ濡れとったら不公平や!!」と、頭からペットボトルの水をかぶり、客席との距離感を縮める。ラストに披露した「晴レルヤ」では本当に雨が止むという奇跡的なシーンも見られた。
初日のトリを務めたのは、塾長の盟友HOME MADE 家族。ステージにはSEAMOをはじめ、HOZE、KAME(KAME&L.N.K)、TUT-106といったSEAMOファミリーが大集合。アンコールでは、ステージ袖で眺めていた塾長をむりやり呼び込み、ともに「HOME SWEET HOME」を歌い上げた。
2日目のトップを飾ったのはmihimaru GTは、新曲「アン♥ロック」を初披露。「スキナツ」ではこの日SIDE STAGEに出演を予定していたSOFFetも飛び入り参加した。続いて2日連続出演のHOME MADE 家族やMEGARYU、九州男、nobodyknows+、Spontaniaといった熱いアーティストが次々と登場。九州男のライブ中には激しい雷も鳴り響いていたが、渾身の歌声で客席を盛り上げた。
トリ前に登場したのはRHYMESTER。雨の三重でも変わらぬ圧巻の“キング・オブ・ステージ”を展開し、最後は「SEAMOに捧げたい」と新曲「ONCE AGAIN」を披露して、トリの塾長にバトンを渡した。
オーディスンスの大歓声に囲まれながらステージに現れたSEAMOは、「ルパン・ザ・ファイヤー」「FRYDAY NIGHT」「Do It!」そして新曲「My ANSWER」などを熱唱。アンコールでは「TOKAI SUMMITをずっと続けたい。“続けていくこと”が僕のメッセージ です」と来年の再会を約束する「Continue」を歌い上げ、3度目の「TOKAI SUMMIT」の幕を下ろした。
※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
音楽ナタリー @natalie_mu
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