ファンキー加藤主演作の完成に感慨、DISH//小林は「ヤンキーっぽさ生かせた」

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本日5月17日に東京・新宿バルト9にて映画「サブイボマスク」のプレミア上映会が開催され、ファンキー加藤平愛梨温水洋一いとうあさこ小林龍二DISH//)、泉谷しげる門馬直人監督が登壇した。

「サブイボマスク」プレミア上映会の様子。

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ファンキー加藤

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6月11日に全国公開される「サブイボマスク」は、熱い魂を持つ主人公の春雄が、覆面シンガー・サブイボマスクとして人々の“心のサブイボ”を呼び覚まし、町おこしならぬ“人おこし”を行うコメディ。主演を務めた加藤が「『サブイボマスク』、ようやく完成しました!」と叫ぶと客席から大歓声が沸き起こった。劇中で出戻りシングルマザーに扮した平が「まだ結婚も出産もしていないですが……お恥ずかしい!」と挨拶すると、失業中のシングルマザーを演じたいとうも「結婚も出産もしていないのにお恥ずかしい!……こっちのほうが重みあるからね!」と話して笑いを誘う。また泉谷は噛んでしまった司会に突っかかったり、観客へ「つまんねえ映画に来やがって! 帰れ、お前ら!」と冗談を飛ばしたりして、加藤たちから「(怒るのが)早い、早い!」と制止され、会場を盛り上げた。

司会や観客に突っかかる泉谷しげる(右から2番目)。

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小林龍二

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加藤は、自らが演じた春雄について「自分と似ている部分はあるけど、春雄は僕の1.5倍くらい熱い男。こういう男、憧れるなあっていう自分の理想像でもあったので、演じさせていただいて光栄に思っています」と発言。町長役の泉谷は、「俺は舛添(要一都知事)をやりたかったよ!」と爆弾発言で場を沸かせたあと、「Yahoo!トップになっちゃうか、やばかったかな」と反省する一幕も。暴走族のヘッドという役を演じた小林は、「もともとヤンキーっぽさを持っている人間なので、それを大いに生かせました」と演技に自信を覗かせる。

また過疎化が進む全国の町を応援すべく「サブイボマスクプロジェクト」の発足がアナウンスされ、「立てろ、サブイボっ!ミニライブツアー」の開催や、全国60カ所での街コンの実施が発表されたほか、プロジェクトに賛同した木村俊昭東京農業大学教授と、街コンを行う会社リネストの松原真志代表取締役社長がステージに登場。2人は出演者たちにそれぞれの役をイメージしたキャッチコピー入りのたすきを手渡していく。加藤には「笑顔のパンデミック」、平には「いつでも町長代理」、小林には「一人宣伝特攻隊長」と書かれたたすきが渡されたが、泉谷はそれぞれに「わかりにくいだろ!」などとケチを付けていく。そして「悪態で町を鼓舞させま賞」とプリントされたたすきを差し出された泉谷は「いらねえよこんなの!」と一蹴するも、その後笑顔で受け取っていた。

最後に加藤は「キャスト、スタッフ全員の情熱がギュッと詰まった映画です。町おこし、人おこしがテーマとなっていて、心の底から元気と勇気が湧いてくる作品になりましたので、1人でも多くの方に観ていただきたいと思っています」と述べて上映会を締めくくった。

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