「MONACAフェス2016」にアイカツ！、ハナヤマタ、WUG!、アイマスが揃い踏み

4月30日、埼玉・大宮ソニックシティ 大ホールでライブイベント「MONACAフェス2016」が開催された。

「MONACAフェス」は音楽制作集団・MONACAがこれまでに手がけてきたアニメソングの数々をバンドセットでプレイするイベント。当日はMONACAが携わる「アイカツ！」シリーズ、「ハナヤマタ」、「Wake Up, Girls!」シリーズ、「アイドルマスター」シリーズというアニメ4作品の楽曲を歌うアーティスト・声優とバンドによるライブが行われた。

長谷川明子、下田麻美、原由実、沼倉愛美からなるアイドルマスターの「Ready」、アニメと同名ユニットのWake Up, Girls!「7 Girls War」、原紗友里、青木瑠璃子、五十嵐裕美のアイドルマスター シンデレラガールズ「Star!!」、「アイカツ！」シリーズのボーカリスト陣からなるSTAR☆ANIS & AIKATSU☆STARS!「アイドル活動！」と、各タイトルの代表曲が立て続けに披露され、MONACA代表・岡部啓一の開会宣言ののち、スタートしたのは「アイカツ！」のコーナー。ステージに登場したAIKATSU☆STARS!が「ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン」、STAR☆ANISが「カレンダーガール」とアニメや関連ラジオ番組の主題歌を、またSTAR☆ANISのりすこが「Precious」、れみが「硝子ドール」とそれぞれ劇中曲を歌唱する。そのバラエティ豊かなセットリストに会場からはまたも大歓声が上がっていた。

続く「ハナヤマタ」コーナーはこの日のサプライズ企画。メインキャストの声優であり、チームハナヤマタ名義でアニメのテーマソングを歌う上田麗奈、田中美海、奥野香耶、大坪由佳、沼倉愛美がステージに登場すると、客席からは割れんばかりの歓声が巻き起こる。この声を背に5人はアニメのオープニングテーマ「花ハ踊レヤいろはにほ」と、ゲーム版「ハナヤマタ よさこいLive」のイメージソング「ヨロコビ・シンクロニシティ」で客席を盛り上げた。

3番手「Wake Up, Girls!」のステージでもサプライズは続行。劇中ユニットにして、担当声優からなるユニットでもあるWake Up, Girls!が劇場版アニメの主題歌「Beyond the Bottom」をパフォーマンスしたのちには、劇中でWUG!のライバルユニットとなるI-1clubの一員、小早川ティナ役の安野希世乃が登場し、同じく劇場版アニメの挿入歌である「止まらない未来」を歌い上げる。そしてWUG!の面々がテレビアニメ版エンディングテーマ「言の葉 青葉」と、ユニットのデビュー曲にしてアニメのオープニングテーマ「タチアガレ！」を披露して、WUG!コーナーを締めくくった。

イベントのラストを飾ったのは「アイドルマスター」コーナーだ。同名ソーシャルゲームやアニメの出演声優からなるユニット、アイドルマスター シンデレラガールズは「M@GIC☆」「ススメ☆オトメ」と、ヒット曲2曲を歌うと、コンシューマーゲームやアニメなどで展開するアイドルマスター陣営にマイクをリレー。アイマスチームは、自身のライブやアニメソング系イベントでのキラーチューン「自分REST@RT」と、キャラクターソング集収録の「初恋～一章 片想いの桜～」という、定番曲とレア曲でセットリストを構成した。

そしてこの日の全出演者とMONACAの面々が、神前暁書き下ろしのイベントテーマソング「おわらない僕らのmusic」を歌ったところで大団円。フェスは大成功のうちに幕を下ろした。