4月16、17日に埼玉・所沢航空記念公園 野外ステージにてライブイベント「SLOW DAYS」が開催された。
「SLOW DAYS」は野外オールナイトロックフェス「BAYCAMP」などを手がけるATフィールドが、“近郊型ゆるフェス”として始めた野外イベント。新緑に囲まれた野外ステージで行われたこのイベントには
初日の一番手・
トリのYogee New Wavesは角館健悟(Vo, G)の1曲でも多く聴いてほしいという思いから、リハーサル時間に「Hello Ethiopia」を披露して観客を喜ばせる。いったんステージから捌け、再び持ち場につくと「Like Sixteen Candles」で演奏を開始。「Good Bye」や「Climax Night」など、人気のナンバーを会場に響かせた。日本大学芸術学部出身の角館は「母校が近くて帰ってきた気分なんだ。帰ってきたぞ!」と手を振り、日芸生時代の思い出話に花を咲かせる。バンドのハイテンションな演奏につられてオーディエンスが踊った「Fantastic Show」からラストの「Dreamin' Boy」まで駆け抜け、大盛り上がりのうちに本編を終えた。アンコールでは「Megumi No Amen」と「Listen」を披露。拍手喝采の中、彼らはステージを降りた。
時折小雨が吹き込む春の嵐の中での開催となった2日目のトップバッターは、4人組ラップクルーJABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB。彼らは軽快なトラックに乗せて冗舌なラップでイベントのオープニングを飾った。never young beachは安部勇磨(Vo, G)が「晴れてよかったあ。イエーイ!」と太陽が出てきたことに歓喜し、その立ち振る舞いに客席から笑いが起こる中「夏がそうさせた」でライブを開始。彼らは「Motel」や「明るい未来」など6月8日にリリースする2ndアルバム「fam fam」の収録曲をいち早く披露し、陽気なサウンドで観客を踊らせる。続いて登場した
夏目知幸(Vo, G)の「こんにちは! 太陽を呼ぶバンド、シャムキャッツです!」という挨拶とともに威勢よくステージに現れたのは2日間の大トリ・シャムキャッツ。彼らはポップさを持ったサイケなナンバー「GET BACK」や春の陽気にぴったりな「GIRL AT THE BUS STOP」などを演奏し、観客の体を揺らす。後半では夏の情景を描いたスローなラブソング「サマー・ハイ」や弾むリズムに軽やかなギターサウンドが乗る「MODELS」といったナンバーを届け、最後に代表曲の1つ「AFTER HOURS」を披露した。アンコールを受けて再登場したシャムキャッツは、まず乾杯の音頭を取り、観客たちとドリンクを掲げる。そして「PM 5:00」をプレイし、2日間行われた「SLOW DAYS」の幕を下ろした。
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ミツメ、ROTH BART BARONが出演した、先週の「SLOW DAYS」のライブレポート! → シャム、ヨギーら8組が近郊型ゆるフェス「SLOW DAYS」で春風吹くステージ彩る - 音楽ナタリー https://t.co/Glno9UoLTF