本日4月18日、東京・P.A.R.M.Sで
このイベントは両者が美川の1972年のヒット曲「さそり座の女」でコラボすることを記念して実施されたもの。平日日中の開催にもかかわらず、仮面女子の所属するアリスプロジェクトの常設劇場、P.A.R.M.Sには多くのファンが駆けつけた。
定刻、ボトムヘビーなオーバーチュアに乗せてスモークをまき散らしながらステージに現れた仮面女子は、パンクナンバー「大!逆!転!」をトイレットペーパーをリボンのように発射するパフォーマンスを織り交ぜつつ投下。いきなりフロアの熱狂をピークへと押し上げる。そしてポジティブな四つ打ちダンスナンバー「大冒険☆」を矢継ぎ早に繰り出したのち、リーダー・桜のどかがイベントを中継するLINE LIVEの視聴者数に応じて平成28年熊本地震の被災者に寄付金を送ることを発表したところで、美川が登場。この合流によってミカワ仮面となった両者は挨拶もそこそこにトライバルなテイストにリアレンジされた「さそり座の女 feat.仮面女子」をドロップして、ノリのよい仮面女子ファンの大「憲ちゃーん」コールを煽ってみせた。
「知り合いから紹介され、P.A.R.M.Sでの仮面女子の公演を観て組むことに決めた」とコラボレーションの経緯を説明した美川が「1回しかリハーサルをしてないのにうまくいったじゃないの」と語る通り、熱いパフォーマンスを見せたミカワ仮面だったが、イベント本編最後のMCタイムは笑いの絶えないものに。仮面女子の面々が「紅白歌合戦に出たいんです!」「今度『さそり座の女』で美川さんが紅白に出るときは仮面女子をフィーチャリングで!」と猛アピールするも、美川は「紅白に出るには段階があるからね」とあっさりいなしてみせる。それでも月野もあが自らの頭上に手を掲げつつ「紅白がここら辺にあるとしたら、今、仮面女子はどのあたりにいますか?」と食い下がると、今度は膝下近くで手を振って仮面女子の落胆の声とフロアの笑いをさらう。さらに仮面女子の面々から「憲ちゃんの推しメンは?」と尋ねられれば「ここで一番年とってるのはだーれ?」とポツリ。これに「私です!」「アイドルやってて初めて26歳でよかったと思った!」と大喜びで接近してきた最年長・森カノンに「なら今がんばらないとね」「あと何年できるかわからないじゃない」とすかさずツッコみ、さらなる爆笑を誘っていた。
そして終演後には“国民的地下アイドル”を目指す仮面女子と合流したことを記念して、美川もファンとのハイタッチ会に参加。仮面女子とともに列をなして、ファン1人ひとりと笑顔でハイタッチを交わした。
なお仮面女子のYouTube公式チャンネルでは現在、本日のイベントでの「さそり座の女 feat.仮面女子」のパフォーマンス映像と、試聴音源が公開されている。
リンク
- Kamenjoshi / 【仮面女子】仮面女子:アリス十番/スチームガールズ/アーマーガールズ【最強の地下アイドル】
- 美川 憲一 - 最新ニュース|日本クラウン株式会社 クラウンレコード
- 美川憲一 | ABプロ オフィシャルサイト
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